「みえない僕と、きこえない君と」

恋愛(ピュア)

弥 久 莉/著
「みえない僕と、きこえない君と」
作品番号
1642309
最終更新
2021/09/07
総文字数
128,501
ページ数
111ページ
ステータス
完結
PV数
31,650
いいね数
1



マグカップをさがす僕の手を、やさしく君が導く。

ただそれだけで、僕は世界一しあわせな恋人でいられた。



※アルファポリス 第4回ほっこり・じんわり大賞
 ~涙じんわり賞受賞作品~
*………*………*

<登場人物>

☆羽柴 純一(はしば じゅんいち)25歳
17歳の時に網膜色素変性症を発症。障がい者手帳を持っている。

☆市原 弥凪(いちはら やなぎ)23歳
生まれつき聴覚障がいがある。補聴器を使用しているがほとんど聴こえず、
会話は手話か筆談。

☆町田 孝(まちだ たかし)29歳
純一の同僚。視覚障がいのある純一を気遣ってくれる。

☆松本 咲(まつもと さき)23歳
弥凪の高校からの親友。友人の中で唯一、手話が話せる。

☆石神さん
純一が足を運んでいる患者会「Eye(I)like me」の代表者。
年長者でありながらも純一の良き理解者で相談に乗ってくれる。
すでに視野は残っていない。

☆長山さん
純一の事業所で訓練を受けている聴覚障がいの女性。


※この物語はフィクションです。作中に登場する人物や団体は実在しません。
※表紙の画像はM.H様から頂いたものを、本人の許可を得て使用しています。


《参考文献・資料》
・こころの耳---伝えたい。だからあきらめない。
早瀬 久美:講談社
・難病情報センター https://www.nanbyou.or.jp/entry/196
・https://koikeganka.com/news/oshirase/sick/4425


<2021.9.3 完結>

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あらすじ
 “少しずつ視野が狭くなってゆく”という病を高校の時に発症した純一は、
仕事帰りに自転車で背後から女性にぶつかってしまう。自転車を降り、
慌てて駆け寄って顔を覗けば、髪の隙間から補聴器が見えた。
 その日は彼女を自宅まで送り届け、名刺を渡して別れるが、後日、
もう会うこともないと思っていた彼女と再会を果たすこととなって……

異なる障がいを抱えた二人が恋を見つけてゆく、ハートフルラブストーリー。

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