レインコートもいいけど、傘は必要

恋愛(ピュア)

由井しのぶ/著
レインコートもいいけど、傘は必要
作品番号
1638423
最終更新
2021/06/02
総文字数
10,407
ページ数
21ページ
ステータス
完結
PV数
5,115
いいね数
0


心にトラウマをかかえた女子高生



雨の日の放課後



折りたたみ傘を差し出す男子生徒がいても

なぜかレインコートに執着する



「僕の折りたたみ傘をつかってよ!」


「私は、レインコートじゃないとダメなの・・・」



梅雨の季節が始まって、クラスメイトたちが噂する

傘をつかえない、レインコートの女




それには、隠されたヒミツがあった・・・






◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


星野 拓也
(ほしの たくや)

大きな高級傘を愛用する高校一年の男子生徒
レインコートを着る姫井のことが気になってる

×

姫井 渚
(ひめい なぎさ)

傘を嫌い、レインコートに執着する女子高生
クラスメイトの星野が差し出す折りたたみ傘に迷惑してる


◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇




同じ時間の電車に乗って通学する二人




姫井が左手をスカートのポケットに隠す姿を

不思議顔で星野が見つめてる



偶然、乗り合わせたスクールカーストの女子高生三人組が

小学生の時に起きた真実を暴露する




トラウマを克服できず、おびえる姫井に向けて

星野が折りたたみ傘を差し出す





雨の日の放課後



レインコートを脱ぎ捨て






 七夕の日に待ち受ける、二人の運命は・・・・・・









表紙 フリー画像

☆編集部オススメ作品☆に掲載させて頂きました
野いちご編集部ツイッター様の週末お題
ツイ題05『雨の日の放課後』から連想しました
思わず執筆したくなる素敵なお題がたくさんあります
ありがとうございました

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