立木 みゆ 四十二歳 独身
桂木 錑(かつらぎ れい)二十八歳 独身
男運のないアラフォーのみゆ、いつも交際を申し込まれて付き合うが、振られてしまう。
みゆの涙を見た男性は魔法がかかったかのようにみゆに惹かれていく。
しかし、なぜかみゆの前から姿を消してしまう、まるで魔法が解けたみたいに……
みゆが四十二歳で巡り会った御曹司桂木錑。
錑もまた、みゆの涙に一目惚れをする。
しかし、錑は今までの男性とは違いグイグイ迫ってくる。
御曹司との恋愛にトラウマがあるみゆは錑と距離をおこうとする。
実は以前付き合っていた御曹司、橘 龍司には婚約者がいて会社役員に結婚を反対されて、別れた苦い経験がある。
迎えにくると言う龍司の言葉を信じられなかったみゆ。
錑にも婚約者がいると知ったみゆは、同じ事を繰り返していけないと、会社を辞めて単身与那国島へ身を隠す。
そこで知り合ったのは与那国島診療所医師、北山健志。
錑の俺様とは違い、物腰の柔らかい優しい男性である。
そして実は今回登場する人物、東城慎太郎。
ストーリー展開に欠かせない重要人物なのだが、果たしてみゆとの関係は……
錑とみゆの運命は如何に。
是非新たな気持ちで読んで頂けたら嬉しいです。
2021年4月3日 完結
- あらすじ
みゆは付き合う度に浮気をされ男性不信になり
もう絶対に男性の言葉は信じないと決心した。
そんなある日会社の休憩室で一人の男性と出会う
これが桂木錑との出会いである。
錑はみゆに信じられない程の愛情を注ぐ。
みゆは一瞬にして錑と恋に落ちたが同じ過ちを犯してはいけないと錑と距離を取ろうとする。
以前愛した御曹司龍司との別れ、それは会社役員に結婚を反対された為だった。
二人の恋の行方は……