死ぬ前にちょっと付き合ってよ ~中間女子高生の復讐~

青春・友情

Ttg/著
死ぬ前にちょっと付き合ってよ ~中間女子高生の復讐~
作品番号
1622839
最終更新
2020/12/01
総文字数
724
ページ数
1ページ
ステータス
未完結
PV数
12
いいね数
0
高校生にはカーストが存在する。中間に位置する私、大野美紀はカースト最上位に位置する学園の御曹司、千代田守のパシリになって、金を儲けていた。その内容は、遺体処理係。千代田と付き合ったカースト最下位の女子生徒たちが自殺し、その遺体を焼却炉まで持っていき、灰になるのを見届ける……そんな感じだった。そんな私もいつしか、千代田と付き合っているという噂が広まり、自殺という選択肢がちらついた。

「早く死んじゃいなさいよ。このクズ女が!」


このまま死んでいくのは面白くないから、今まで受けてきたイジメについて書き残そう。私は遺書を書いた。でも、私が死んだ後、一体誰が読んでくれるんだろう?そんなことを考えながら、最後の廊下を歩いているとき、ある男子生徒にばったり会った。彼の名前は大木隆司。学年一の秀才で、私と同じく孤独な人間だった。

目次

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