ある日、目が覚めると目の前に熊(ぬいぐるみ)がいた
『キミのことならな〜〜ぁあんでも知ってるよ。なぜなら、私は神の使いだから!!!』
「こんなファンタジーな夢を見るなんて…意外と私って少女趣味だったんだ。とりあえずもう一回目を瞑っ…『苛つきの右ストレート!!』ぶひゃっ!!?」
『私はあるミッションのために来たんです。それは、候栄くんを幸せハッピーにすること!!!』
「……はい?」
神の使い、通称ツカイさん
彼?彼女?はどうやら同じ学校の候栄 晴翔くんを幸せにするためにやって来たらしい。
私のぬいぐるみに……え?何故??
「は、はじめまして候栄くん?……よければ悩み聞きますよ?」
初対面で何言ってるんだろう、私。完全に変なやつだよ
「!!!!!!う、嘘だ…そんな、千依が俺を見て俺の名前を呼んで俺に話しかけてる!!!ああ、これは俺の夢か?妄想?夢なら一生醒めないで欲しい。なんなら、このまま死んでもいい」
こちら千依。ツカイさん、アクシデント発生。候栄くんとコミュニケーションがとれません、どぞー