悲しいジュトゥヴ

恋愛(ピュア)

ヴィクトリアマンソン/著
悲しいジュトゥヴ
作品番号
1605666
最終更新
2021/01/21
総文字数
35,827
ページ数
12ページ
ステータス
完結
PV数
30,602
いいね数
5
Je te veux<ジュ・トゥ・ヴ>

音楽界の異端児とか変わり者と言われたエリック・サティが作曲した曲。
<あなたが欲しい>と情熱的な詩がのせられている。



「俺のこと好きにならないなら」

変な結婚と言いながらも、それでも知らない人よりいいと思って、幼いころから付き合いのある悠史と結婚することにした繭子。

端正な顔立ちと人柄のよさをそろえた医師である悠史はもてるが、繭子はもちろん束縛しない。それでもワインをシェアしたり今日あったことを話したり、日々は穏やかで不自由がないのに苦しくて、でも失いたくない。

「ずるいわ。男の手で私に触れて、いつも優しくして、話を聞いてくれて。これで好きになるなって、どういうこと?」

人を好きになることは悲しい。

本当はいつだってあなたが欲しかった。



*2021.01.20一部修正しました。
あらすじ
幼い頃から家族ぐるみで交流していた繭子と悠史。
「俺のこと好きにならないなら」と言われながらも、知らない人よりいいと思って悠史と結婚することにした繭子。
端正な顔立ちと人柄のよさをそろえた医師である悠史はもてるが、繭子はもちろん束縛せず、日々は穏やかで不自由がないのに苦しい。
それでも失いたくない二人きりの生活の中で、2人が辿り着いた答えは…

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

かつてのフランス映画を見ているようでした。
都会の洗練されているけど、不器用な大人たち。
アルゲリッチのJe te veuxを聴きながら、読みました。
素敵です。

2020/06/20 10:45

ごめんなさい。
マルタ アルゲリッチは、もう一つの作品の方の曲でした。
間違えました。

2020/06/20 10:48

この作品のひとこと感想

すべての感想数:16

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