『トシに怒られてしまうかな』
それが全ての始まり。
夜の京、月の下で。
それが初めての愛情だった───。
*
*
そんな事もあったねって、
思い返せばそれは哀しい出来事だけじゃなくて。
思い出せばクスッとなるような
そんな毎日がそこにはあった───…
『お前、近々股から血ぃ出るぞ』
『また僕の部屋にでもおいでよ。春画くらいなら見せてあげるから』
『お前も初めては大切にせなあかんで!』
これは1人の少女と男達の
本編では語られなかった、
笑いあり、涙ありの小さな小さな日常。
*
*
『何が郵便物だよ…
何が投函だ……
ふざけんな、捨ててんじゃねえよ──…
要らねえなら、…だったら、
だったら俺が───……』
*
*
※この物語はフィクションの中のフィクションです。
歴史に忠実ではございません。
前作『浅葱色の約束。』
『浅葱色の約束。─番外編─』
その特別編(小話集)となります。
本編では語られなかった裏話などを集めたものです。
上記作品をご覧になられてから開いて頂けますと幸いです。
このシリーズのifストーリーとなる
『浅葱色の約束。─夢物語編─』
そしてファン登録者数150人を記念して
『浅葱色の約束。─特別記念story─』
完結致しました。
*
*
感想、レビュー等
ありがとうございます。
*
*
この作品を読むには◇理人◆さんの
ファン作家登録が必要です。