【短】昨日の月は綺麗でしたが、今はそうでもないですね。
- 作品番号
- 1602526
- 最終更新
- 2020/05/24
- 総文字数
-
8,790
- ページ数
-
13ページ
- ステータス
-
完結
- PV数
- 4,181
- いいね数
- 2
わたしのせいで
きみのおかげで
全部、全部、変わったの
2020/05/14 執筆開始
2020/05/18 執筆終了
2020/05/23 表紙公開
・ ・ ・
自主企画
【よければタイトル
もらってください〜!】
参加作品
・ ・ ・
ずっと綺麗なままだと
すがっていたかったの
この作品のレビュー
2021/08/26 17:59
ネタバレ
えーーっ!
まず、タイトルにとても惹かれて読み始めました。
この不思議なタイトルから、想像するイメージはありましたが、読み進めていっても、何も悪い兆しはないし、安心してました。
ところが、ラストはなんてこと~!
嘘~!
思わず、目を見開いてもう一度見ましたが、間違いない。
えーっ!?またどうして?
彼女は頑張ったのに、なんで~?
読者の勝手な要望としては、ハッピーエンドでいてほしかったけど、こういう恋も確かにありますね。
短い間だったけど、素敵な経験も出来ましたもんね。
短いけれど、とても心を揺さぶられるお話でした。
2020/09/12 14:33
ネタバレ
はじめまして、さようなら
『昨日の月は綺麗でしたが、今はそうでもないですね。』
タイトルに惹かれて読み始めたお話は、恋 の始まりから 変わりゆく気持ちまでが綺麗に描かれていました。
まるで小説みたいにはうまくいかない。確かに動き出してはずの2人の気持ちは、どこかで、噛み合わなくなってしまった。あなたのために変わりたい。メガネをやめて、髪を染めて、スカートを折った。いつしか、あなたは見たかった笑顔を見せてくれなくなった。あなたのために変わったけれど、あなたは、変わりたくなかった。
『わたしときみの赤い糸は固結びじゃないから大丈夫だよ』
すれ違ってしまった2人の気持ちが、いたくて、くるしくて、だけどどうしようもなく綺麗だと感じました。
素敵なお話をありがとうございました。