青の果てへと泳ぐきみへ

青春・友情

水瀬由仁/著
青の果てへと泳ぐきみへ
作品番号
1599360
最終更新
2020/04/26
総文字数
15,750
ページ数
35ページ
ステータス
完結
PV数
6,407
いいね数
1
 


「今度はわたしが、会いに行くね」



これは昔々で始まらない

夏の小さなおとぎばなし




2020/04/26 END



 

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この作品のレビュー

★★★★★
2020/09/01 15:10
投稿者: 夢雨 さん
泳げたら、会えなかった、けれど

幼いころ、溺れかけていたところを助けてくれた“誰か”。おとぎ話のなかでしか知らなかった、美しい尾ひれを持った“彼女”のことを待ち続けている。 『おれも見たことあるよ』 ばかげた神話のような存在を探し続ける少女・佐波と、たったひとりだけそれを信じてくれている少年・七瀬との、10年目の夏がいよいよ始まった。 ふたりの織りなす何気ない会話が愛しくてまぶしい。 そのなかに散りばめられたいくつものヒントをたぐり寄せ、真実にたどり着いたとき、ふたりの10年間が穏やかな波に帰っていくようで、美しかったです。 泳げたら会えなかった、でも、これからは泳いで会いに行く。 少し関係が変わっても、きっとずっと変わらないであろう佐波と七瀬だけの夏を、想像せずにはいられません。 夏の終わりに読みたい現代版・人魚“姫”です。 素敵なお話をありがとうございました。

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この作品の感想ノート

楽しく読ませていただきました。
ありがとうございます。

Jさん
2021/10/31 10:58

はじめまして、=遥=と申します。作品読ませていただきました。まさか、七瀬が人魚だったとは思いもしませんでした。この物語は不思議な気分にさせてくれてすごいワクワクしました。素敵な物語をありがとうございました(*^▽^*)

=遥=さん
2020/12/12 20:14

この作品のひとこと感想

すべての感想数:20

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