婚約者は霧の怪異
恋愛(その他)
完
0
まゆく/著
- 作品番号
- 1588529
- 最終更新
- 2020/12/09
- 総文字数
- 123,662
- ページ数
- 109ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 2,333
- いいね数
- 0
七不思議のある部活棟……
そこで雛芽が出会ったのは、霧男と呼ばれる金色の眼をした怪異だった。
彼は「人間をやめて、自分と夫婦になって欲しい」と言うが、雛芽の答えはNO!
けれど実は前にも2人は同じ約束を交わしていて……
「私の答えは“なれる”よ。弘則と2人で生きて帰れるなら、何だってやってやる」
――……体に本人も知らなかった秘密を持つ少女・橘 雛芽
「私にはあの部屋から学校生活を送る君が見えていた。……それで思ったんだ。君となら、永い時を共に生きるのも楽しそうだ、と」
――……雛芽と夫婦になる約束をした七不思議の怪異・霧男
「絶対遠慮しないで。抱え込まないで、強がらないで俺を頼ってね」
――……同じマンションに住む幼馴染・高村 弘則
「私思うのよ。やっぱり遊びも真剣勝負も試験もルールが必要じゃない?」
――……恋の行方を見守る(?)七不思議怪異の一人・遊び子
私にとっての第一印象は最悪だし、今でも結婚なんてごめんだけど。
だけど、それだけで蔑ろ(ないがしろ)にしていいものってそんなに多くない。
そこで雛芽が出会ったのは、霧男と呼ばれる金色の眼をした怪異だった。
彼は「人間をやめて、自分と夫婦になって欲しい」と言うが、雛芽の答えはNO!
けれど実は前にも2人は同じ約束を交わしていて……
「私の答えは“なれる”よ。弘則と2人で生きて帰れるなら、何だってやってやる」
――……体に本人も知らなかった秘密を持つ少女・橘 雛芽
「私にはあの部屋から学校生活を送る君が見えていた。……それで思ったんだ。君となら、永い時を共に生きるのも楽しそうだ、と」
――……雛芽と夫婦になる約束をした七不思議の怪異・霧男
「絶対遠慮しないで。抱え込まないで、強がらないで俺を頼ってね」
――……同じマンションに住む幼馴染・高村 弘則
「私思うのよ。やっぱり遊びも真剣勝負も試験もルールが必要じゃない?」
――……恋の行方を見守る(?)七不思議怪異の一人・遊び子
私にとっての第一印象は最悪だし、今でも結婚なんてごめんだけど。
だけど、それだけで蔑ろ(ないがしろ)にしていいものってそんなに多くない。
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