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オオカミくんから逃げられない

作品番号
1583513

最終更新日
2021/1/11

オオカミくんから逃げられない

椿れいみ/著 ジャンル/恋愛(学園)
362ページ
PV数/368,620・総文字数/155,715




つきあたりを曲がったその時

バキッて、音がしたんです。


――…バキッ、て。



「俺、オオカミっていうんですけど」

「…狼…!?」

「いやそれ動物。大神です」

「…おおかみ……、…狼…」

「さっきと同じじゃねぇか」



◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
通称「最強オオカミ」系男子
×
転校初日にやらかした系女子
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇




前髪が少しかかった伏せがちなつり目

誰も寄せ付けない孤高の雰囲気

なのに、どこまでも真っ直ぐで優しい彼に

わたしはどんどん、惹きつけられて



「だーめ。もう逃がさない」



ゆるく毛先が遊ばれた

前髪が風に靡いた、その奥の


ーー…三白眼に、射貫かれた。



オオカミくんから逃げられない。





2021.01.10 完結*



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