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この世の音なんて消えてしまえばいいい

作品番号
1573246

最終更新日
2019/9/7

この世の音なんて消えてしまえばいいい

リュスィオール/著 ジャンル/その他
0ページ
PV数/14

音なんて消えてしまえばいい。

音なんてなくなっちまえばいい。

音があるから、人は苦しむんだ。不幸になるんだ。音が、音なんかがあるから…

だから音は嫌いだ。

どうして私だけこんな目に?

私が何をしたって言うの?

*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*٩( 'ω' )و
結城 杏菜(ユウキ アンナ)
・心の声が聞こえる。

柊 心黎(ヒイラギ シンリ)
・杏奈と同じで心の声が聞こえる。

桐ヶ谷 悔斗(キリガヤ カイト)
・少しだけ心の声が聞こえる。
٩( 'ω' )و*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*



母「杏奈。ごはん出来たわよ。下りてきなさーい。」

杏「ごめん。遅くなった。」

お母さんが杏奈を読んでから、10分後杏奈は二階から下りてきた。

母「ほんと、何してるんだか。早くご飯食べないと遅刻するよ。」

杏「うん…」

いっけん、普通の家系だ。と思うかもしれない。だけど、私はそう思わない。私だけは思わない。

母「今日、お母さんたち帰りが遅いから、玲奈(れいな)のお迎えよろしくね。」

杏「でも、今日は図書館で…」

母〈お迎え行ってくれないの?私は忙しいのよ💢杏奈💢〉

母「杏奈、お願いできるわよね?」

怖い…また始まった。お母さんの心の声。

母「杏奈、聞いてる?杏奈」

杏「あっ…。う、うん。わかった。」

母「さすがおねぇちゃん。わかってる。」

母〈最初っからそうしればいいのに…〉

いつもそう。お母さんは私が歯向かえば…。どうして私にだけこの、心の声が聞こえるの?

音なんて、心の声なんて大っ嫌い。なくなっちゃえば楽なのに…

聞こえなければ楽なのに…

父「さすがだね。おねぇちゃん。よろしく頼むぞ。」

父〈おねぇちゃんはこうでなきゃな。〉

お父さんの音も嫌い。そして、

玲「おねぇちゃんあそぼ。」

杏「玲奈、これから学校だから後でね。」

玲「いーやーだ。今あそぶ。」

わがままな妹も大っ嫌い。

みんな大っ嫌い。私だけの世界が欲しい。誰の音も聞こえない。

私だけの世界が…

杏「もう時間だから行ってくるね。」

母「行ってらっしゃい。玲奈のお迎え忘れないでね。」

私はいつまでこんな事をしなければいけないの?


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