僕の庭
その他
完
0
苑水真茅/著
- 作品番号
- 157095
- 最終更新
- 2010/03/03
- 総文字数
- 52,014
- ページ数
- 183ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 125,175
- いいね数
- 0
- ランクイン履歴
-
その他40位(2010/06/26)
- ランクイン履歴
-
その他40位(2010/06/26)
春・夏・秋……
僕は筆を握る。
小さな小さな僕の庭を、
そこに芽吹くものを
残すために。
一匹の猫と、少女と僕は
共に季節を巡る。
冬、最後の一筆を入れたとき。
奇跡のような巡り合いを、
知ってください。
僕は筆を握る。
小さな小さな僕の庭を、
そこに芽吹くものを
残すために。
一匹の猫と、少女と僕は
共に季節を巡る。
冬、最後の一筆を入れたとき。
奇跡のような巡り合いを、
知ってください。
この作品のレビュー
2014/12/04 23:19
投稿者:
坂井志緒
さん
約1時間、この作品に時間をください。
心に、グッ…と来ます。 本当に読んでよかったと思える作品でした。 だから是非、たくさんの人に読んで欲しい。 全編通して、1時間程度だと思います。 あなたの時間を、この作品に頂けませんか? 個人的には、冬の寂しい昼間に読んでいただくのがベストなのではないかと思っています。
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2014/11/27 17:03
投稿者:
沖田 円
さん
僕の庭
読み終えるのがもったいないくらいでしたが、でも途中でやめることができなくて流れるようにページをめくって行きました。 画家の老人と、老人のたったひとりの家族である猫と、春に突然現れた女性との、巡る季節の中でのお話。 のんびりと過ぎて行く優しい日常の物語かと思っていたのですが、過ぎて行く季節の最後のときに明かされた小さな奇跡に涙が止まりませんでした。 丁寧な言葉で紡がれるひとつひとつの思いと、優しさと、愛情。どれもが綺麗に織り重なって、最後の、本当に最後の瞬間に辿り着いたとき、彼らがきっと感じていただろう幸福を少しだけ分けてもらえた気がしました。 とても素敵なお話。静かな、ひとりだけの場所で、ゆっくりと読んで頂きたいです。
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2012/07/25 22:29
投稿者:
さいマサ
さん
4枚の絵
それは桜が舞い散る春 それは色とりどりの朝顔 それは赤い紅葉であり それは雪景色 ただ どの絵にも 君がいた どの絵にも 僕の心にも
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