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Tagelied──永遠の秘薬──

作品番号
1565823

最終更新日
2019/7/11

Tagelied──永遠の秘薬──

◌ ͙❁˚雪椿/著 ジャンル/ファンタジー・SF・冒険
78ページ
PV数/2,496・総文字数/53,801

月光に導かれ出会いしその人は
この世に生きるただ唯一の存在だった。


❁❁❁



「あなた⋯⋯本当にヴァンパイア⋯⋯⋯⋯?」

下弦の月が美しく弧を描き淡く闇夜を照らす。


「なら、試してみるか?」

揺蕩う雲に隠れる影。
首筋を伝う柔らかな唇は揶揄うように笑った。


❁❁❁


絶世の美貌を持ち
吸い込まれそうなほどの色気を醸し出す
悲しきヴァンパイア

クラウス







好奇心旺盛なお姫様

イザベラ




あらわになっていくのは
ヴァンパイアなれど
生き血を求めぬ美しき青年の秘密。



それは
遠い遠い遥か昔に端を発する
悲劇に包まれた謎。




やがて
欲望は狂い咲き、血乱れ舞い散る。



あなたは
孤独に生きることになろうとも
永遠の命が欲しいですか?







✼••┈┈••✼



『Tagelied』────

ドイツ語で「夜明けの曲」を意味する。


あらすじ

遥か昔、そこには二つの種族が共存していた。しかしとある時期を境に、一方の種族は絶滅、人間のみが残された。

悲劇を綴る結末は残酷なまでに美しく、悲しすぎる現実は彼をたった独り置き去りに。

永遠を生きるその存在は、老いとは無縁。
何者よりも気高く、どんなものより美しい。
そんな彼を人はこう呼ぶ。

赤き血に飢えた悪魔────ヴァンパイアだと。

運命は幾重にも巡り、歴史は繰り返す────。


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