私は『1-21-16-25-20-42-10』です。

恋愛(ピュア)

ひちな/著
私は『1-21-16-25-20-42-10』です。
作品番号
1555446
最終更新
2019/05/14
総文字数
71,854
ページ数
372ページ
ステータス
完結
PV数
7,570
いいね数
0
先生の書斎を開ける。

いい匂いがする。

部屋をみわたして気づく。

先生の大好きな桃の花、桜の花が飾られていた。

「先生この本読んでいいですか?」

真っ先にひかれた題名の本を手に取る。

“映画のような終わりにしたくて”

「ええ。いいわよ。じっくり読んでちょうだい。私の最高傑作よ。」

そう言って先生は笑う。

「ありがとうございます。」

「じゃあ、私は隣の部屋でのんびり過ごしておくわ。読み終わったら声をかけてちょうだい?」

「はい。」

先生が出ていくのを見届けて本を開く。

私の興味を引くような冒頭だ。

先生らしいなぁ。


ープロローグー

最低なんてそんなこと言われてあたりまえなのに。

傷つかなきゃいけないのは俺の方なのに君の傷をどんどん深くしてしまう。

もう一度やり直そうなんて言わない。

何も望まない。

だからどうか、どうかこの世界で君だけが幸せでいられますように。
あらすじ
ある日私は先生の書斎にある『映画のような終わりにしたくて』という本に惹かれ読み始める。
そこで出会ったのはとある結城晴(ゆうきはる)という少年と草壁雪(くさかべゆき)という少女の恋の話。
彼には隠された秘密があった。
数年後の時を超えて明かされる秘密にあなたはきっと涙します。

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