捨てられたガラスの少女

その他

riricaca/著
捨てられたガラスの少女
作品番号
1533684
最終更新
2018/11/21
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0
二学期の始まりのHR.教室は騒がしい、長い夏休みが終わり、ヘアスタイルが変わった人も数人いる。ガヤガヤワイワイの中、担任の松本が入ってきた。松本の後ろに隠れるように、少女も入ってきた。
「席につけ、転入生を紹介する。」松本は普段より声を張り上げた。新鮮な感じ、転入生はぺこりと頭を下げ顔を上げた。綺麗な黒髮が、胸の位置まであって、色が白く、お人形さんのような美しい顔立ちで、すらっとしててモデルさんのような体型だった。松本は、転入生にチョークを渡した。彼女は黒板の前に立った。彼女は綺麗な明朝体で黒い黒板に名前を書いた。
『池田梨瑠』書き終わると、また、軽くお辞儀をした。松本は、「池田さんは家庭の都合で引っ越してきた。仲良くしてやってな」そして、席をわたしの横に指定した。わたしの席は、後ろの窓側の席だ、彼女は
姿勢良く歩きわたしのとなりに座った。
「りるちゃん、よろしくね!」わたしは、右手を出した。精一杯の笑顔も作った。
でも、彼女はぺこりと頭を下げて、わたしの右手は
気まずい空気の中、出されたままだった。
その日の夜、わたしはtwitterで運良く、彼女のアカウントを見つけてしまった。興味本位で見てみたが、
残念ながら非公開になっていた。少し驚いたのが、
フォロワー数が多く、軽く1万は超えてることだった。すごい、わたしは渋々携帯をしまうと、ベッドにダイブしてそのまま朝を迎えたのだった。

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