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隣の彼はかまってちゃん

作品番号
1521061

最終更新日
2021/12/17

隣の彼はかまってちゃん

黒瀬 桜花/著 ジャンル/恋愛(学園)
151ページ
PV数/254,675・総文字数/145,578







心地の良い静けさに包まれた、放課後の図書館。


お気に入りの本を読む私の右隣から、
視線を送る男子が一人。




「水谷さんっ、今日は何読んでるの?」




彼は今日も、めげずに読書の妨害をしてくる。

本を読んでいる人を見て、わざわざ話しかけるなんて、
彼は飛んだ強者らしい。




「……無視が一番、悲しいなぁ」


「え、待って待って! あの水谷さんが、話しかけてくれたっ……!」




無視をしたら拗ねちゃうし、こちらから話しかけたら
調子に乗っちゃう。


右隣の人がかまちょすぎて、
少々困っています。




*⑅︎୨୧┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎୨୧⑅︎*


読書が好きな女の子
水谷 綺杏
--Mizutani Kikyo--

×

かまちょな犬系男子
林 祐磨
--Hayasi Yuma--


*⑅︎୨୧┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎୨୧⑅︎*





彼のことを最初はうるさいとか、
鬱陶しいって思ってた。


大好きな読書の邪魔をする、嫌な人だと
思っていた。




「俺、そういう話をしてる時の水谷さん、好きだよ」




だけど次第に、かまちょな彼の新しい顔を知るたび
私の心は溶けていく______。



拗ねて頬を膨らます子供のような無邪気さとか
太陽のように明るく笑う一面に



______どうしてか、心が揺さぶられるんだ。




彼の隣で本を読むと、不思議と嫌な気がしない。
むしろ心地良く感じてしまう。


それはきっと、彼の周りは陽だまりのように
暖かいせいだ。



だからきっと、私は今日も明日も
静かじゃない図書館へ通い続ける。




「あっ、水谷さん!」




右隣に居る、かまちょのために。





あらすじ

利用者の少ない放課後の図書館、綺杏はそこで読書をするのが大好きだった。窮屈な学校生活から唯一解放される瞬間だったからだ。ある日図書館で出会ったかまちょ男の祐磨に綺杏は頭を抱える。しかし、祐磨の太陽のように暖かな一面に触れていくうちに次第に綺杏の心は溶かされていく。そしてかまちょな彼の存在がだんだん綺杏の中で大きくなっていき____。不器用な読書家女子と犬系男子の放課後青春ラブストーリー⸜♡⸝


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