タイムリミットは起爆1分後。
ファンタジー
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古橋 七。/著
- 作品番号
- 1491774
- 最終更新
- 2018/03/28
- 総文字数
- 4,091
- ページ数
- 21ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 113
- いいね数
- 0
わたしは導火線に火をつけた。
60秒後、爆弾は起爆する。
タイムリミットは1分……
「おまえだろ? あの家を爆破したのって。」
いいえ、タイムリミットは起爆1分後。
「おれのことはボマー(爆弾魔)って呼べよ。」
「うるせえな……おれが匿ってやるって言ってるんだよ!」
「おまえを一人にはしない、約束する。」
「エマ、おれを信じろ。おまえのことは必ずおれが守る。」
「おれは爆弾魔だぞ……?
おれが爆発で死ぬわけねぇだろ!!」
ねぇ、ボマー。
あなたがいてくれて本当によかった。
ありがとう、ボマー。
「死ぬんじゃねぇよ!! エマ!!」
あと、ごめんね。
「ボマーの名前……聞きそびれちゃった……。」
これは家出少女と爆弾魔のお話。
(S)H30年3月6日~
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