お気楽少女の難関場

ファンタジー

春+α/著
お気楽少女の難関場
作品番号
1488533
最終更新
2018/03/09
総文字数
5,564
ページ数
9ページ
ステータス
未完結
PV数
79
いいね数
0
花畑の中、一人泣いている少女。
手を伸ばせば届くのに、何故か体が動かない。


「ねぇ、 どうして泣いているの。」


「悲しいから。一人ぼっちになっちゃったから。」



少女が顔をあげると大粒の涙を流す
その赤い色の瞳に、自分の瞳が重なる。





まるで吸い込まれるみたいに魅入らされる。
でも、少女の瞳には自分の姿が
写ってないように見えた。


その時、真っ先に自分の頭に浮かんだのは、
何故かその瞳に自分が写ってほしいという事。







ただ、それだけだった。

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