幼馴染から好きな人

恋愛(学園)

roba/著
幼馴染から好きな人
作品番号
1478649
最終更新
2018/01/06
総文字数
3
ページ数
2ページ
ステータス
未完結
PV数
3
いいね数
0
〜side 真衣〜

幼馴染から好きな人へ変わることはないと思っていた


私の唯一の男の幼馴染、楓

何をするときもずっと一緒だった。

私が泣きたい時、やっぱ隣にいるのは楓で

笑いたい時、誰かを頼りたい時、隣は必ず楓だった

楓と一緒に過ごしてもう16年
楓のことを好きになって3年

私達は高校2年生になろうとしている

高校2年の初始業式、クラス替えだ!!

靴箱のとこに貼ってある紙、若干緊張していた

「真衣おっはよ〜」
朝からハイテンションなこの声は…

「おっ!楓〜おはよ」
もう私の胸はドキドキだ

「そういえば、俺らまた一緒のクラスだな!」
え、うそ!楓と一緒〜!!!
嬉しさのあまり、抱きついてしまった!
「っっっ」
楓は耳が真っ赤だ
いや、私の気のせいか…

それから運動会、修学旅行…と時は過ぎていった

そしてそして、今日はなんと!!文化祭!!
いぇーーい!ウキウキ、ワクワク〜!

この学校では後夜祭で告白タイムというのがある
告白タイムでは男子から女子へ想いを伝えたい人が1人ずつ舞台に上がり告白する。というものだ。

そして後夜祭、まぁ予想通り私は誰からも告白されることなく過ぎた

帰り道、私はいつものように楓と帰っていた

文化祭のことをたくさん話している間に私の家についていた

「じゃあね!また明日!」
と楓から告白されなかったことを残念に思い別れを告げると

「あ、あのさ!」

「ん?なに?」

「こ、告白タイムの時大勢の前で恥ずかしくて言えなかったから今、気持ち言うから聞いてくんない?」

私は少し戸惑いながら「わかった」と答えた

「俺、ずっと前から好きだった
はじめは幼馴染って思ってて、恋愛感情なんてあるわけない!って思ってたんだけど、いつのまにかいつも俺の隣で笑ってる真衣に惹かれていった
これからも俺の隣で笑っててくれませんか
俺と付き合ってください!!」

「っっっ」
うそ、夢?!と頬をつねるが痛い
りょ、両想いなの?!!!

こんなのほんとに夢みたいで、私は泣きながら楓に抱きついた

すると楓もギュと抱きしめ返してくれて

最高の日となった…

私は心の中で
楓、私もあなたが大好きです
きっとあなたが思っている以上に
これからも私の隣で笑っていてください
そして私を守ってください…
大好きだよ
と。

この作品のキーワード

この作品の感想ノート

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品のひとこと感想

この作品には、まだ投票されていません。

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop