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V.I.P〜今宵、貴方だけの私になる〜

作品番号
1457286

最終更新日
2019/9/5

V.I.P〜今宵、貴方だけの私になる〜

来栖璃稀/著 ジャンル/恋愛(オフィスラブ)
89ページ
PV数/13,749・総文字数/38,404

蕩けさせてよ、マイダーリン。




「V.I.P.」



ヒールを脱ぎ捨てて、

キスを強請って、

シーツの波に貴方を探す。




ねぇ、私達の関係は。


どこまでが、本気なの?




線引きは、どうぞ貴方から。


甘くて苦い愛の果実を齧り尽くして…。


零れた雫を辿ったら。


二人の罪は。
そのまま大罪となることでしょう。



さぁ、どの扉から、貴方は開けていく?


私は仔猫のように。


貴方を見据えて微笑むだけ。

ココから先は貴方しか入れない、
特別な場所……。


**********


有能開花のバリキャリ秘書
仔猫系女子
綾小路忍(あやのこうじしのぶ)

**********

× 
鬼才発揮のハイスペ社長
溺愛系男子
前野要人(まえのかなめ)


**********



ねぇ?
貴方の本気を魅せてみて?

そして、私の胸に刻み込んでよ…。


☆☆


愛じゃないのに、愛だと錯覚をして。
いつもいつもいつも…。
愛が欲しいと願ってる。

そんな時に出逢ったのが、貴方、でした。


それは、降りしきる雨の中。


「ばかが。早く乗れ」


ずぶ濡れになった私を嫌がりもせずに、
真赤な外車に引っ張り込んで。


「震えてるな…寒いか?
…それとも俺が怖いか?」


なんて。
まるで私の反応を楽しむかのように、
静かに呟いてから。


ちゅ


と、手の平に触れるだけの接吻けを、
1つ落として…。


「忘れるなよ…俺を、忘れるな…」


そんな風に低く甘い声で耳許へ囁いていった。

私は、失った恋の重みと。

雨で冷えて温度を失くした体の浮遊感で…。
そのまま意識を手放した。


遥か彼方で、私のことを「忍…」と、
呼ぶ声を聴きながら。


■◇■◇■◇■

START:2018-03-21


2019-09-05
第三章『赤と白と不可能な色』
「もう逢わない、もう逢えない」side:忍
更新しました。


◆◇◆◇
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寺様


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