―もっと、刺激的な恋を。―

｢何で、避けるんだよ…｣

｢俺の気持ちも知らねーで｣


高校で知り合った神田涼くんは、私にとって苦手な人。いや、大嫌いな人。
くっきりとした二重に加え、長身、色素の薄い茶色の髪の毛。サッカー部。人を惹きつけるようなオーラを放つ彼。



｢そんな所で、何してるんだ？｣

｢これは、お前と俺だけの秘密な｣


屋上で知り合った、榎本輝先輩は1つ上で同じ高校3年生で、自由気ままな人。
黒髪は、少し弄られているが爽やか。バスケ部に所属していて、しかも部長。


そんな2人に、奇跡的に行為を寄せられる宮田彩花。
なぜ、苦手…嫌いな2人に好かれなきゃ行けないのか