【短編】午後23時、ベランダの上で。

恋愛(ピュア)

冬野はなび/著
【短編】午後23時、ベランダの上で。
作品番号
1449192
最終更新
2021/12/27
総文字数
5,004
ページ数
7ページ
ステータス
完結
PV数
10,145
いいね数
1
23時のベランダに

私は命を懸けている。







「颯ちゃん!おかえり!」


17歳の女の子
ゆず【Yuzu】

×

「…ゆず、近所迷惑」


20歳の男の子
颯【Sou】








ねえ、私ね

どんなに疎ましがられても
冷たくあしらわれても


あなたの声が聞けるなら
ここで待つって決めたんだ。


「…俺にとって、ゆず以上はいないよ」


ねえ、颯ちゃん。

そんな顔、させてごめんね。




「待ってるよ。明日も明後日も、その次も」




---でも、多分、ずっと好き。









2017/08/05





朝氷 様
春風天音 様
馬村はくあ 様
マポン 様

素敵な感想をお届けくださり
ありがとうございます…!


雨乃めこ 様
犬甘 様
星田ゆに 様
間宮そら 様
Yuika* 様
馬村はくあ 様

素敵なレビューをお贈りくださり
ありがとうございました…!

この作品のレビュー

★★★★★
2017/08/13 12:32
投稿者: 馬村 はくあ さん
ネタバレ
大切な想い

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★★★★★
2017/08/11 01:17
投稿者: 葉月結花 さん
ネタバレ
純で切ない

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★★★★★
2017/08/08 13:41
投稿者: 間宮そら さん
ネタバレ
きみが、きみである理由

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この作品の感想ノート

冬野はなび様

こちらでは初めまして。
以前「いいねしてくれた人の作品の中から好きなタイトル1つ選ぶ」というタグで、こちらの作品を選んだ時からずっと内容が気になっていました。そしてようやく時間ができて、読了でき嬉しいです!

短編ということでさらっと読めて、なおかつ胸にぐっと残るお話でした。
午後23時のベランダに命を懸けてるゆずちゃんが可愛くて、禁止令を出す颯ちゃんが愛しくて。近所に引っ越してずっと微笑ましく眺めていたくなりました(笑)

幼なじみって何だろう。好きって何だろう。
伝えても伝えなくても、苦しくて幸せで大切だから、やっぱり伝えたくなる。ずっと待っていたくなる。
明日も明後日も変わらずに片想いするゆずちゃんが、これからも幸せでいてくれたらいいな。そう読了後いちばんに思いました。

こんな素敵なお話に出会えて幸せです。
今日の午後23時、きっとわたしはゆずちゃんみたいに夜空の下で焦がれながら、このお話を思い出すと思います。

マポンさん
2019/03/10 14:46

すごく読みやすい短編!
短いストーリーの中で、お互いがお互いを大切に思ってる様子が手に取るようにんかる素敵な作品です。

2017/08/13 12:25

冬野はなび 様
すごく、すごくよかったです!!

ゆずが颯ちゃんを“好き”だと思う気持ち。颯ちゃんが“幼なじみ”としてゆずを大事に思う気持ち。
その2つがすごく伝わってくる作品でした。
颯ちゃんは“幼なじみ”としてだけど、でも、誰よりもゆずのことを大事におもっているんだろう…と勝手に妄想しておりました。

本当に上手く言えないんですが、この作品を読み終えた時、率直に“綺麗”だと思いました。

これからもはなびちゃんの作品が楽しみです♡
これからもがんばってください!!

2017/08/06 02:27

この作品のひとこと感想

すべての感想数:47

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