【完】チョコレートの代わり。
恋愛(ラブコメ)
完
7
ＳＥＡ／著
- 作品番号
- 1414695
- 最終更新
- 2017/03/08
- 総文字数
- 7,113
- ページ数
- 17ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 54,508
- いいね数
- 7
3月14日
卒業式の前の日、それはホワイトデー
「バレンタインのお返し買うから
今日の放課後空けとけよ」
チョコレートをあげた覚えもない男友達から
突然、そんなことを言われちゃいました。
「は？あげてないんだけど。」
「だまれ」
卒業一日前なのに無理やり
ホワイトデーのお返しに付き合わされます。
＊
＊
＊
「どれがいい？」
どうして、あたしは
キミにチョコレートをあげてないのに
あたしを誘ったのでしょうか？
ただ、バカなだけ？
それとも……
「誰もお前にあげるなんて言ってねぇし」
ああ、キミは筋金入りのバカです。
あたしがこんなにも
キミのことが好きなんて気づいてないなんて。
だからね、
────…明日、学校とキミから卒業します。
ＳＥＡさんの書籍化作品
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