太陽に手を伸ばしても

恋愛(学園)

松本まつも/著
太陽に手を伸ばしても
作品番号
1408420
最終更新
2019/01/31
総文字数
71,197
ページ数
139ページ
ステータス
完結
PV数
15,535
いいね数
0
ずっと近くにいたはずの幼なじみは、いつの間に届かない存在になってたんだろう…。



久しぶりに戻ってきた生まれの街、
久しぶりに再会した大切な野球仲間、


そしてなぜかすっかり高嶺の花になってしまった、僕のずっと好きな人。






片想いでも、たとえ叶わない恋でも、
なかなか言えなくても、それでも、
「伝えたい」
そう思ってしまうのはどうしてなんだろう。


『太陽に手を伸ばしても』




この話が、読んだあなたの恋の思い出になりますように!



2017.3-2019.1.31


この作品のレビュー

★★★★★
2019/02/12 17:06
投稿者: 碧雲宗 さん
青春ストーリー

本当に、「the青春」だと思います。 キャラクターの心理、何度も告白を決めるけれど、感情におされて上手くいかなくって。 小説なのにどこか現実味があって、焦れったい恋に何度も「あっ……!」ってなりました。 ずっと片思いしている主人公くん。好きな人がいても無条件に主人公くんのことを考えているヒロインちゃん。2人のことをまるきり分かっている幼なじみくん。 この関係性、読みすすめればよみすすめるほど、とても素敵なことに気付かされます。 ドキドキしたい。焦れったい恋のお話が読みたい。 ずっと片想いして、その想いを告げよう、というときでさえヒロインちゃんを第一に考えてしまう。そんなヒロインちゃんをとても大切に思っている主人公くんに出会いたい!そんな方にとてもオススメな作品です。ぜひご一読ください。

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この作品の感想ノート

まつもさんの作品、ずっっと気になっていて、
今ようやくお邪魔することが出来ました。

野球に詳しくない私は、そういう類の自分の詳しくないものがメインのお話に勝手に苦手意識を持っていたのですが、試合のシーンはドキドキしながら読み進めることが出来てとても感動しました。

そして、物語視点が男子目線なのがとても印象的で、焦れったい、、!とても焦れったい!きゅんきゅんしちゃって、なんども「りくくうううんっっ」って叫びたくなりました(笑)

陸くんと千夏ちゃんの関係性。
昔は両思いで、高校生になって再開して。ずっと片想いを続けている一途な陸くんと、他に好きな人が出来ても陸くんのことを考えてしまう、無条件に陸くんの存在を脳裏にチラつかせる千夏ちゃん。

あっっ、尊い……!!とてもすきです、、だいすきですこういの、、とてもすきです…。

さらに私の胸にぐさっときたのは、この2人のことを誰よりも理解してる智己くん…!!ラスト、千夏ちゃんが陸くんのことを好きだと言い当てた智己くんに「!?!?」ってなりました、、。

この素敵すぎる関係……。現実味のあるお話なのに、ストーリー性があって一気読みしちゃいました。

こんなに素敵な青春ありますか??って言うくらい、とても大好きな作品になりました。

拙い感想で申し訳ないですが、素敵なお話をありがとうございました。これからも応援させてください。

碧雲宗さん
2019/02/12 16:58

この作品のひとこと感想

すべての感想数:21

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