そのままで。

恋愛(実話)

M o m o/著
そのままで。
作品番号
1371321
最終更新
2016/11/05
総文字数
6,878
ページ数
9ページ
ステータス
未完結
PV数
87
いいね数
0
あなたには、大切な人がいますか?


私には、絶対に忘れられない、大切な人がいる。


あの時から一度も忘れたことはない。


大切で…大切で…ただただ愛おしく感じる。


君はきっと忘れてるでしょう。


君が忘れてしまっても、私は君を想う。


*
*
*


私、永井 美月と霧咲 秀太は、家族絡みで仲が良くて、


どちらかの家でご飯を食べるのはよくある事でした。


秀太には2つ年下の妹、梓ちゃんがいた。


私は『あーちゃん』と呼んでいて、


一緒にお姫様ごっこをしたり、面倒を見てあげていた。


私にも、2つ年上のお姉ちゃんの「美奈ちゃん」と、


10歳くらい離れた「美琴お姉ちゃん」がいた。


ただただ普通の家族だった。はずなのに…。


ある事がきっかけで、家族は崩壊。


秀太とも離ればなれ。


何度も繰り返す転校。


無残な人生を送ってきた私だけど、


生きる希望になったのは秀太。


きっとまた会えると願って。


きっとまた再会できると信じて。


進むしかないから。

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