狼少年、拾いました。
ファンタジー
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南海こはる/著
- 作品番号
- 1371175
- 最終更新
- 2022/07/27
- 総文字数
- 59,035
- ページ数
- 114ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 2,608
- いいね数
- 0
ずっと、ずっと、はじき出されていた。
何をしても、ずっと。
この髪と目さえ、みんなと同じだったら。
埃っぽくて暗い、そんな暮らしに疲れはじめていた時。
彼に出会った。
黒檀のような黒髪が光って、その目は__。
その目に見据えられたとき。
何かが彼女の中に、芽をふいた。
何をしても、ずっと。
この髪と目さえ、みんなと同じだったら。
埃っぽくて暗い、そんな暮らしに疲れはじめていた時。
彼に出会った。
黒檀のような黒髪が光って、その目は__。
その目に見据えられたとき。
何かが彼女の中に、芽をふいた。
- あらすじ
- 村外れの森の奥で、不思議な真っ黒な人型の影スティーヌとふたりっきりでひっそりと暮らしているミェルナ。
村人達は自分達と違う髪や目を持つ彼女を忌み嫌い、除け者にしていた。
ある日ミェルナは傷だらけで倒れている見知らぬ少年を見つけ、彼の手当てをしようとするが、異形の化け物に襲われてしまう。
なんとか難を逃れたミェルナだったが、目覚めた彼は――。
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