重罪恋愛

恋愛(その他)

闇月夜曲/著
重罪恋愛
作品番号
1364153
最終更新
2017/12/26
総文字数
24,509
ページ数
108ページ
ステータス
未完結
PV数
3,243
いいね数
0




あたしは永遠と罪を背負わせられるのだろう。


親が犯してしまった罪を。


あたしの母と父は勝手に馬鹿な恋をして、逃げ出して、あたしを生み出して...2人で死んでいった。


本当に馬鹿な親だと思う。


それなのに、あたしは親の犯した罪をずっと背負わされて...。


あんな馬鹿な人生は歩みたくない。


愛だって知らなくていい。


あたしは、何も信じないで生きていく...。




そう思ってたはずだった。


でも、あなたたちだけはあたしに言ってくれた。


「お前はお前」


一番欲しかった言葉だった。


ずっと求めていたの。


私自身を見てくれる人を...。




「お前はお前だろ。他の誰でもないし、なにも悪い事なんてしてない。俺はそれをちゃんと分かってるから」



「俺達は君の味方だよ。大丈夫、君を守るから」



「あのねあのね、僕は君のことだーいすきっ♪だから、何があっても君のことを裏切ったりしない!約束だよっ」



「君のその気持ち...分からないでもない、から。だから、君がたくさん笑って胸張って生きれるように...俺達はしたい」





こんな気持ち、こんな思い...生まれて初めてしたんだ。




こんなに誰かを好きって...大好きって思えたのあなたたちが初めてで...ずっとずっと、一緒にいたいと思った。















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