きみは檸檬の香りがした。

恋愛(ピュア)

たたと/著
きみは檸檬の香りがした。
作品番号
1360859
最終更新
2016/08/22
総文字数
304
ページ数
1ページ
ステータス
未完結
PV数
8
いいね数
0
溢れるように出てくる都会の風に息を詰まらせていた。


グレーに香る人付き合いに、青い海の懐かしさに目眩がして。


遠巻きに見える緑を揺れながら見ていた。



「帰ってこいよ」



「待ってるから」



そんな言葉なんていらなかった。



私は、きっと



帰ってきたくなかったんだから。


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