アルブレヒトはきっと恋に落ちていた
恋愛(ピュア)
完
0
- 作品番号
- 1351995
- 最終更新
- 2022/03/16
- 総文字数
- 107,730
- ページ数
- 150ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 41,161
- いいね数
- 0
君と過ごしたのは、ほんの少しの時間。
月が覚めて、満ちて、欠けるまでのじめっとした雨の匂いが消えない梅雨の間の出来事だった。
- あらすじ
- 怪我で夢を諦めた高校二年生のシュウは、なにもかもが嫌になり鬱々とした日々を送っていた。
そんなある日、小さな神社でユイと名乗る不思議な少女に出会う。
ユイは神社に来る人たちの縁を叶える神様の役割を果たしているという。半信半疑だったシュウだが、ユイの縁を見る力が自分に移ってしまい、「次の新月まで」という期限付きで、嫌々ながらもユイの手伝いをすることになったのだが――
この作品の感想ノート
黒乃 梓様
黒乃さんの恋愛もの発見。いつものようにお目汚しです。
人間って自分の事はなかなか分からなかったり気づかなかったりするんですが
第三者の経験を通して自覚することも多く 葛藤と迷いと戸惑いから脱却して答えを出すのに結構苦労する。
シュウが何を得て来たかがエピソードを通してよくわかりましたよ。
ユイも良かれとした行動が全て裏目に出てしまうという苦しい人生を歩みながらも
それでも人助けをするという思いは捨てきれずでしたし。
この二人って恋愛対象となるのと思いきや さすが黒乃様
派手さとか大胆さとかではなく 日常の中の不思議をうまく生かして恋愛ものとして納めたという好印象を持ちました。
この物語を通して 人間関係を良好にするのには会話が必要でお互い正直に語るべきであること。
時に恋は嘘をつかせる負の力があるけれどそれ以上に愛があるなら
どんな結果が待っていても全力を尽くす価値があるという事を感じることが出来ました。
二人ともよく頑張りましたと 褒めてあげたいです。(笑)
完結お疲れ様でした!
やっと読み終えることが出来ました!
不思議な縁、でしたが
最後はちょっぴり泣いちゃいました。
だって、本当に恋愛なの?と
途中まで、そんな素振りさえ見せなかった
ユイちゃん、シュウくんの
短いけど大切な時間でしたね。
リハビリも、シュウくんが支えてくれそうだな
そして、まさかの名前が違う(笑)とか。
いままでとは違う梓さんの世界
やっぱり大好きです。
ちょこ15さん
いつも読んでくださってありがとうございます。
バレエをしている男子高校生の話を書きたい、と
思っていたのですが、なかなか楽しく書けました。
下書きの段階では名前を変える予定はなかったのですが
アルブレヒトとユイにかけて、シュウも、と途中で変更です。
また裏話はファンメで色々語らせてください!(笑)
次回作は今回が糖度控えめだったので、思いっきり
甘いのを書きたいな、とボチボチ執筆中です。
いつも応援してくださるちょこさんに本当に感謝です!
黒乃 梓さんの書籍化作品
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…