祖父母との生活

ノンフィクション・実話

GEENA /著
祖父母との生活
作品番号
1303524
最終更新
2016/02/13
総文字数
785
ページ数
1ページ
ステータス
未完結
PV数
10
いいね数
0
私が物心ついたときには、父はもういなかった。
母も家にはいなかった。
私の世話は祖父母がしていて、祖母のことを母だと誤解しそうな状況だった。
母は、気性のきつい人で、たまに祖父母の家に顔を出す。
そして、私に、怒鳴ったり、ビール瓶で殴ろうとしたりした。
たまに来る母に甘えたかった私が、じゃれると母がうざかる。
泣くと、叩かれる。泣き虫が嫌いだ、メソメソ泣くなと、まだ、幼稚園児の私に言う。
いつしか、母が来るたびに、ドキドキするようになった。
きつい香水の臭いがまとい、きついメイクをして、いつも、カリカリしていた母。
正直、母が来るのが恐かった、母の香水の臭いを嗅ぐたびに、足が震え、笑顔がひきつった。
母は、スナックで勤めている。
後から知った話、母は、私が3歳にもならない時に父とは離婚したと言う。
写真は、父が移っている部分が切り取られている

ので、顔すら知らない。
それでも、まだ、祖父母が元気なときは、まだ、よかった。
たまに来る母の顔色をうかがいながら、祖父母とは、仲良く生活していた。
それなりの幼稚園生活だったと思う。
そして、小学生になった
続く。

目次

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