ぼくらのストロベリーフィールズ
恋愛(キケン・ダーク・不良)
完
2
- 作品番号
- 1271841
- 最終更新
- 2018/01/07
- 総文字数
- 171,601
- ページ数
- 315ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 2,929,193
- いいね数
- 2
- ランクイン履歴
-
総合13位(2016/06/13)
恋愛13位(2016/06/13)
- ランクイン履歴
-
総合13位(2016/06/13)
恋愛13位(2016/06/13)
幼なじみの美少年。
7年ぶりに再会したら、
彼は金髪の不良少年になっていて……
しかも、
一緒に暮らすことに――!?
「何? おれに手出されると思ったの?」
「ち、違うから!」
「へー。ちょっとは期待してたくせに」
「してないし!
……そっちだって1人じゃ寂しいくせに」
彼にドキドキさせられ、振り回される、
前途多難な高校生活が始まりました
★ ☆ ★ ☆
つかみどころのない
変わったヤンキー
榊田 一吾
×
ちょっとだけ天然な
普通の女子高生
菜月のばら
☆ ★ ☆ ★
近づけたと思いきや、いなくなって
触れようと思ったら、拒絶される
だけど――
「ここにいると、のばらが本当の家族みたいに思える」
私はその言葉をずっと待っていたんだ
☆2015/11/5~2016/5/20☆
(2016/6/10 おまけ追加)
この作品のレビュー
子どもは親を選べない。 例え親が受け入れがたいほど弱くてずるい人間であっても、子どもは親から離れられない。 経済的にも、精神的にも。 のばらや一吾から見て敵対的に描かれる登場人物も、根っからの悪人ではない。 ただ弱くてずるいだけ。 誰しも少しはそういう汚さを抱えて生きているはずで、その弱さやずるささえいとおしく思える愛や恋もあるだろう。 だからといって、人が人を傷付けていい理由にはならない。 肉体的にも、精神的にも。 のばらと一吾の初恋の物語であり、家庭環境に振り回される子どもたちの社会小説であり、不良少年の群像劇であり、リアルな女子の生態をとらえる学園小説であり、たくさんのエッセンスが詰め込まれた大作です。 テンポのいい文体、のばらの正直さ、生き生きとしたキャラクターのおかけでとても読みやすくて親しみやすく、切なくも力強いラストまでページを繰る手が止まりませんでした。
思ったことをついつい素直に言ってしまうせいで孤立しがちなヒロインのばら。 そんなのばらの前に、久しぶりに現れたのは可愛かった筈の幼なじみの一吾だった。 ストロベリーフィールドで過ごすのばらと一吾の時間は、甘いような、しょっぱいような、どこか脆いような、少年少女の繊細な時間が詰まったそんな時間で。 幼ない少年少女の 心の、体の 痛みと 強さと そして弱さ そんな人間臭さの混同した、綺麗じゃないのにどこか透明度の高い物語。 読後は、のばらや一吾の成長にホロリと涙が落ちるような作品でした。
この作品の感想ノート
氷月あや様 こんばんは!わーーーー!ぼくらのストロベリーフィールズ、読んで頂きありがとうございます!そして素敵すぎるレビューも本当にありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しいです!!!
家庭環境に振り回されながらも、もがいたり、苦しんだり、楽しんだりしながら前に進んでいく過程を描きたくて、いろいろな要素を入れてみました。氷月さんに頂いたレビューによって、作品の世界がもっと広がった感じがしまして、今めちゃくちゃ感動しております!
本当は悪い方の人たちをもう少し深堀りしたかったのですが、物語の筋がぶれるかなと思い、さらっと表現してしまいましたが、汚さやずるさを感じ取って頂けて良かったです。
キャラにも注目して頂けて嬉しいです。のばらと一吾くんはもちろん、不良チームのみんなも書いていてとても楽しかったです。いろいろな事情から逃げずに、でも、前向きにゲラゲラ笑いながら楽しく生きている人たちってカッコいいなと思います。すみません、色々まとまらないまま書いてしまいましたが、改めてこの作品を向き合うことができました。本当に感謝です!
本当に本当にありがとうございましたm(__)m
ピヨピヨひよこ様 はじめまして!読んで頂きありがとうございますm(__)m
思った以上に長い話になってしまいましたが、最後まで楽しんで頂けて本当に良かったです!めちゃくちゃ嬉しいです!
色々と落ち着いたらまた長編でラブコメでも書きたいなぁと考えております。引き続き楽しい作品が書けるよう頑張ります。
本当にありがとうございました(*´∀`*)
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