―もっと、刺激的な恋を。―

許さない、絶対に
だから奪うよ、全てを奪う



やっとこのときがきたんだ

身長も低く小さい頃から可愛がられ、男なのに美人と褒められては女の扱いを受ける毎日、しかしある事がきっかけで学校を止める。

否、保留にした。

あれから2年が経ち、身長が伸びて幼き可愛さは大人のヘェロモンへと形を変えた。
美人なのに程よく整った顔立ちは、少し離れたところからでも分かるほどに妖艶であった。

女からは当然のごとく告白され、男からは威嚇の目や、尊敬の眼差し、またある時は欲に染まった瞳を向けられる。

何もかもがあの頃と変わった。
上手くいきすぎて最近は笑うこともなくなったな。

もう何も奪わせないし、奪われない、失いもしない。今度はこちら側の番だから。

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オリジナル作品ですが、なにかしら他作者様の作品と被ってしまうかもしれん。ご了承ください。

また、誤字脱字に気づいた方や、アドバイスがある方がいましたら是非コメントをよろしくお願いします。

注＊あからさまな中傷コメントはお控えください。