青蒼の夜半に、闇色の鳥を
ファンタジー
完
0
- 作品番号
- 122643
- 最終更新
- 2008/08/16
- 総文字数
- 60,973
- ページ数
- 264ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 58,241
- いいね数
- 0
【死せる王の間】で出逢った
異端の民の長姫と
希まれぬ王子。
王を殺したのは、
誰なのか。
王の絶望に育まれた謎を
解くことができるのか。
死せる王を巡り
想いは交錯する――。
この作品のレビュー
王の死から、様々な人間関係が見えてくる異世界のおはなし。皆、真実を求めるコトで、生きること、死ぬこと、双方に向き合える。そんな作品です。 内容は、細かい設定や符線の巡らせ方、そして世界観。ファンタジが四次元で見えそうな程、整理されており、次々に新しい事実が読み手を楽しませてくれます。余程のコトがない限り、ラストがわかりません。 文章はムツカシイ言葉が多いので、それなりに気合いがいります。題名からして、年齢層が限定される作品です。もし、より多くの方に読んで頂きたいなら、振り仮名をつけるべきです。 自分は漢字の意味まで知りながら読みたい派閥なので、辞書片手に読ませて頂きました。だからかもしれませんが、結末が分かってしまい面白さ半減(泣!! これから読む方、余計なコトをせず、素直におはなしの世界を堪能してください。
もどかしいほどに通じあわない、簡単に壊れてしまいそうなみんなの心、、 ゆっくりと引き込まれていくストーリーに、それを壊さない終わり方はとても気持ちよかったです、 ぜひみなさん読んでみてください、
この作品の感想ノート
はじめまして、昴流と言います。
読了させて頂きました。
こういったあまり浮ついていないファンタジー物が大好きなので、とても楽しく読ませて頂きました。
誰しも「願い」はあるものですが、それを無条件に叶えてくれるというのはとても怖いことですね。ですが、巫女様をあまり憎めないのは不思議です。
シェイスとラザー、いいコンビになりますね。
また二人に逢えたらいいなと思います。続編、どうかよろしくお願いします。
長文失礼いたしました。
tate様
レビューを書いていただき、ありがとうございました。
描写が美しい、と誉めていただき、本当に嬉しいです。
また、人物に関しても、それぞれ思い入れがありますので、それが伝わったと思うと描き手冥利に尽きます。
綺麗な文章かつ、平易な文章、というものが描けるよう、ご指摘の点を肝に命じつつ、頑張っていきたいと思います。
レビュー、そして最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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