どこかにトモダチ転がってませんか?
青春・友情
完
1
- 作品番号
- 1217325
- 最終更新
- 2016/11/27
- 総文字数
- 50,145
- ページ数
- 85ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 144,840
- いいね数
- 1
- ランクイン履歴
-
青春・友情35位(2015/09/22)
- ランクイン履歴
-
青春・友情35位(2015/09/22)
コミュニケーションが苦手で、
どんな顔して喋ったらいいか分からない。
誰でもいい…と思ってないけど…
どこかにトモダチ、
転がってませんか?
開始;2015年 7月6日 (MON)
終了;2015年9月 1日 (TUE)
9月15日〜野いちごの「オススメ作品」に選ばれました。
多くの方に読んで頂けることを、素直に喜んでいます。
読んで下さった皆様、ありがとうございます。
感想ノートの書き込みや素敵なレビューも、ありがとうございました。
* 霜月 迷様 *
* 氷月あや様 *
*ワタリガニ様*
*ビャッコモドキ様*
この作品のレビュー
どんな人でも、少しくらいは、 感じたことがあるのではないでしょうか? 周りの人と違うことによって、合わせられない。 理解できない。理解されない。 それはとっても苦しくて 容易にこの世界から消えたい理由になる。 けれど、そんな勇気もなくて…。 でも、そこにはいられないからと、家出をしたノノカ。 ノノカは家出の先で二人の良い友人と出会います。 ノノカと一緒に命について。 生き方について。 考えることが出来る物語。 きっと何かしら、心に残る言葉が見つかります。
「漢字を理解しづらい」という学習障害を持つ、ののか。 言葉の意味がわからず、他人との会話には人一倍の努力や苦労が必要で、それでも上手に学校生活を送れない。 絵を描くことは好きだけど、時間制限のある美術の授業は苦手。 父は社長、母は社長秘書。 引きこもりの兄や夢見がちな姉の分まで、母はののかに期待する。 母を嫌いなわけじゃない。 でも、期待が重すぎる。 17歳の誕生日、ついに日常生活から逃げ出したののかは、宮大工のタコさんとキツネさんに出会った。 タコさんの優しさと厳しさ、キツネさんの生きる覚悟を知るののか。 二人のトモダチは、ののかの心を解き放つ。 ののかに正直な言葉を連れて来る。 繊細な心を抑え込み、傷付き続けたののかが、旅の行く末にどんな道を選ぶのか。 上手に生きられない貴方に、ぜひ読んでいただきたい小説です。
この作品の感想ノート
ビャッコモドキ様
こんばんは。初めまして。
早速ですが、素敵なレビューと感想ノートの書き込み、ありがとうございました。
心が軽くなった…と言って頂けて、本当に嬉しい限りです。(^o^)
感激屋なので、レビューを読み、すぐにボロボロ泣いてしまいました…( ; ; )
書いた私が言うのも何ですが、この感想ノートに思いを綴ってくださる方は、皆さんとても素敵な方ばかりで、作品を通してお話できる機会を与えられたことを嬉しく感じている日々です。
「障害」についても考えて頂けて、頭が下がる…というか、有難い…というか……。
私としては、障害名をつけて区別するのも変な話で、それは障害がないと思い込んでる人達が、その方達を見る目が特別だからできた名称に過ぎない…と、思っています。
皆、同じ人間ですから、周囲の人達が心に垣根を作ってはいけない。
敏感な方達には、それが一番ツラいんです…きっと。
優しい気持ちと温かい眼差しを持って、普通に接する…。
難しいことだけれど、一番大事なことだというのを、ビャッコモドキさんの感想から受け取りました。
いとこさんが可愛い…と思える心、これからも大事にしていって欲しいです。
森沢も日々、苦悩と葛藤を抱えながら頑張っているので、応援しています。
ビャッコモドキさんといとこさんの未来が、乃々果と同じように明るくありますよう、心より祈っています。
本当にありがとうございました……(*^o^*)
ワタリガニ様
おはようございます。書き込みありがとうございます。
乃々果の成長を楽しみにしていただき、とっても嬉しいです(^_^)
家出はしようと思っても、自分じゃなかなかできないので、乃々果に旅立って頂きました。
またお立ち寄りいただけると幸いです。(^人^)
家出は大人に近づいてゆく、自分探しの旅のようで、とても興味深いテーマの御作品です。まだ拝読させていただいている途中ですが、この先の彼女の成長がすごく楽しみです。(*^_^*)
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