ケータイ小説 野いちご

昔々、ある所にたくさんの王子様に囲まれるお姫様がいました。


お姫様はとても心優しくみんなに慕われていて毎日幸せに暮らしていました。


ある日、王子様達が1人の女の子を連れてきました。


彼女は皆に愛されるお姫様のことが気に入らずその立ち位置を奪いたいと思います。


そこで彼女は敵国に情報を流し、それをお姫様の仕業だと言いふらしました。


王子様達は敵国の間者がそれを肯定したことからお姫様を悪者だと決めつけ、お城から追い出します。


その後女の子は新しいお姫様となり、幸せに暮らしましたとさ。


*◇*◆*◇*◆*◇*◆*


◯小波 芹亜〜Konami Seria〜◯

とあるチームの元姫。
トップに想いを寄せていた。
意地っ張り系お姫様。

「そこまで信頼、なかったかぁ」


◯立花 愛華〜Tachibana Aika〜◯

芹亜から姫の座を奪った現姫。
愛されて当然だと思っている。
ワガママ系お姫様。

「ありがとう、愛華をお姫様にしてくれて」


◯藤崎 慧〜Fuzisaki Kei〜◯

芹亜のいたチームのトップ。
常に笑顔。
腹黒系王子様。

「もっと泣いて、芹」


◯日高 遥希〜Hidaka Haruki〜◯

慧の親友。
追放後も芹亜に近付く。
チャラ男系王子様。

「泣いてるあの子より、笑ってる芹ちゃんの方が辛そうな顔してる」


◯槙村 大和〜Makimura Yamato〜◯

チームの馬鹿担。
芹亜のことを目の敵にしている。
ツンデレ系王子様。

「…やっぱ嫌いだわ、お前」


◯蜂谷 伊吹〜Hachiya Ibuki〜◯
◯蜂谷 伊織〜Hachiya Iori〜◯

一卵性の双子。
愛華にベッタリ。
シンクロ系王子様。

「「せりりん、僕らのこと嫌い？」」


*◇*◆*◇*◆*◇*◆*

「おはよう、芹」


その笑顔も


「芹は、僕のお姫様だよ」


その言葉も


「もう、いらない」


全部嘘だった？



あたしは皆のこと好きだったよ。



皆は…慧は、そうじゃなかった？



①完結しました、支えてくださった皆様本当にありがとうございます。


今猛烈にシチュー食べたいです。

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