☆☆☆ 暴れキャンディ ☆☆☆
ノンフィクション・実話
完
0
いぬねこしっぽ/著
- 作品番号
- 115472
- 最終更新
- 2008/07/09
- 総文字数
- 36,426
- ページ数
- 210ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 6,580
- いいね数
- 0
- ランクイン履歴
-
ノンフィクション・実話38位(2008/07/15)
- ランクイン履歴
-
ノンフィクション・実話38位(2008/07/15)
涼風茶碗子(すずかぜちゃわんこ)は
言葉が出なかった。
明らかに大絶叫するべき場面なのだが
言葉は出なかった。
茶碗子の豊満な右の乳房が、クラスメートである箸矢涼(はしやりょう)の顔に変わっていたというのに……。
箸矢涼は言葉が出なかった。
明らかに大絶叫するべき場面なのだが
言葉が出なかった.
箸矢の鍛え抜かれた左の上腕二頭筋が、
クラスメートである涼風茶碗子の顔に
変わっていたというのに……。
「家にだけは外用の自分を持ち込むわけにはいかない。自分が壊れてしまう」
これは茶碗子と箸矢の共通する
考えであり、また深刻な悩みであった。
二人とも学校での「演じる自分」
に疲れていたのだ。
それぞれの家で奇妙な同居生活が始まった。
言葉が出なかった。
明らかに大絶叫するべき場面なのだが
言葉は出なかった。
茶碗子の豊満な右の乳房が、クラスメートである箸矢涼(はしやりょう)の顔に変わっていたというのに……。
箸矢涼は言葉が出なかった。
明らかに大絶叫するべき場面なのだが
言葉が出なかった.
箸矢の鍛え抜かれた左の上腕二頭筋が、
クラスメートである涼風茶碗子の顔に
変わっていたというのに……。
「家にだけは外用の自分を持ち込むわけにはいかない。自分が壊れてしまう」
これは茶碗子と箸矢の共通する
考えであり、また深刻な悩みであった。
二人とも学校での「演じる自分」
に疲れていたのだ。
それぞれの家で奇妙な同居生活が始まった。
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