Christmas Eve

恋愛(オフィスラブ)

竹久祐/著
Christmas Eve
作品番号
1143567
最終更新
2014/12/10
総文字数
1,595
ページ数
5ページ
ステータス
完結
PV数
10,882
いいね数
0
有線から、山下達郎の
絶望的な歌詞が流れる。


夕方から降り始めた雨は
雪に変わっている。


展望台から見下ろす街は、クリスマス仕様の灯りに華やいでいる。

ちらつく雪。
灯りに照らされ銀色に光っている。


タイムリミットまで
あと、僅かに1時間。



ポケットの中に手をやり、ふと館内禁煙の文字に
気づく。


手持ちぶさたに、
宙を切った手。
曇った窓ガラスを擦る。


俺はガラス越しの
夜景を眺める。


遠目には
スカイツリーが見える。





*粉雪と合わせて、
読んでみてください。


目次

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