意地悪姫の反乱

ファンタジー

相葉さとり/著
意地悪姫の反乱
作品番号
1094793
最終更新
2016/09/12
総文字数
27,133
ページ数
18ページ
ステータス
未完結
PV数
339
いいね数
0

流れる髪はサラサラの金髪、肌は透き通るような滑らかな白。
 その微笑みは輝くように美しく愛らしく、周囲に咲く白薔薇すらも霞んでしまう。

 その国には白薔薇姫と呼ばれる高貴な姫がいました。

 しかし姫は言い寄る男達に冷たく、無関心で誰にも心を開かなかったので、男達はこぞって姫の気を引こうとしました。

 しかし姫はやはり誰にも気を許したりはしません。

 その事情を知る城内の者達は皆が口を開けば困ったようにこう言います。

「仕方ないのよ……」

 外の者達には意味がわかりませんでした。
 そこでさらに突っ込んで聞くと、

「意地悪だから仕方ないのよ」

 ますます訳が分からなくなりました。



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