同居人は女社長
恋愛(ラブコメ)
完
0
雪涼/著
- 作品番号
- 1072213
- 最終更新
- 2014/08/14
- 総文字数
- 75,613
- ページ数
- 65ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 43,595
- いいね数
- 0
ある雨のひどく降っている午後だった。
捨てられた子猫の入った段ボール箱に自分のコートをかけ、自分はびしょ濡れになっている女を見つけた。
車を降りて事情をきくと、彼女はとてもうれしそうに笑って事情を説明してくれた。
俺の車で2年ぶりになる自宅へともどると俺の家族が温かく俺を迎えてくれた・・・はずだったのだが・・・
温かく迎え入れられたのは俺じゃなくて彼女の方で、帰らないから心配していたという。
ちょっと待て、心配するなら家族の俺の方だろう?
2年ぶりの我が家なんだぞ!
俺の妹たちなんて、彼女に駆け寄ると助けた子猫たちを見つけてわいわい騒いでいる。
おい、兄ちゃんには何もいってくれないのか?
その猫たちを助けたのは兄ちゃんなんだぞ。
両親が玄関に出てきて発した言葉はいったいなんだ?
息子の俺を差し置いて、どうして彼女を心配したと声をはりあげている?
あ、そういえば弟はどうした?
俺と同じ独身男性代表の俺の弟・・・ラングはどこにいるんだ?
母さんからの電話ですぐに玄関から飛び込んできたラングは、家に入るなり彼女に向かって叫んだ。
「社長、お怪我がなくて何よりです!」
おいおい、俺は社長じゃないって、若くしてなったとはいえ、俺は部長だろ。
あれ・・・なんでラングは彼女の方を見てるんだ?
まさか・・・まさか・・・社長っていうのは・・・君なのか?
捨てられた子猫の入った段ボール箱に自分のコートをかけ、自分はびしょ濡れになっている女を見つけた。
車を降りて事情をきくと、彼女はとてもうれしそうに笑って事情を説明してくれた。
俺の車で2年ぶりになる自宅へともどると俺の家族が温かく俺を迎えてくれた・・・はずだったのだが・・・
温かく迎え入れられたのは俺じゃなくて彼女の方で、帰らないから心配していたという。
ちょっと待て、心配するなら家族の俺の方だろう?
2年ぶりの我が家なんだぞ!
俺の妹たちなんて、彼女に駆け寄ると助けた子猫たちを見つけてわいわい騒いでいる。
おい、兄ちゃんには何もいってくれないのか?
その猫たちを助けたのは兄ちゃんなんだぞ。
両親が玄関に出てきて発した言葉はいったいなんだ?
息子の俺を差し置いて、どうして彼女を心配したと声をはりあげている?
あ、そういえば弟はどうした?
俺と同じ独身男性代表の俺の弟・・・ラングはどこにいるんだ?
母さんからの電話ですぐに玄関から飛び込んできたラングは、家に入るなり彼女に向かって叫んだ。
「社長、お怪我がなくて何よりです!」
おいおい、俺は社長じゃないって、若くしてなったとはいえ、俺は部長だろ。
あれ・・・なんでラングは彼女の方を見てるんだ?
まさか・・・まさか・・・社長っていうのは・・・君なのか?
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