君と私を、夜空から三日月が見てる
恋愛(ラブコメ)
0
佐川涼/著
- 作品番号
- 1034069
- 最終更新
- 2014/05/07
- 総文字数
- 64,907
- ページ数
- 54ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 4,262
- いいね数
- 0
私の母は、誰から見ても平凡な主婦だった。
それなのに、あの日、幼い私を連れ母が会いにいったあの青年(ひと)は、
驚くほど綺麗な男だった。
幼かった私ですら、一瞬、息が出来なくなるほど。
彼は、にっこり笑って私に目隠しをする。
少しひんやりとした長い指の隙間からそっと覗くと・・・
不釣合いすぎるほど平凡な女である母を、彼は優しくハグしてた・・・
あの青年は母にとって、とても特別な人だったらしい。
あの時から随分と月日が流れた。
私は社会人になり、恋愛のなんたるがわかる歳になった。
そんなある日、会社のお局課長の不興を買った私は、今までの仕事と一切関係のない「掃き溜め部門」に左遷されれてしまったのだ!!
そこで私が出会ったのは、「掃き溜め部門」には不釣合いなほど綺麗なルックスをした、ちょっと生意気だけど憎めない年下の男、柿坂 海里(かきさか かいり)だった。
あれ・・・?
この子の顔・・・
誰かに似てる気がする・・・!?
それなのに、あの日、幼い私を連れ母が会いにいったあの青年(ひと)は、
驚くほど綺麗な男だった。
幼かった私ですら、一瞬、息が出来なくなるほど。
彼は、にっこり笑って私に目隠しをする。
少しひんやりとした長い指の隙間からそっと覗くと・・・
不釣合いすぎるほど平凡な女である母を、彼は優しくハグしてた・・・
あの青年は母にとって、とても特別な人だったらしい。
あの時から随分と月日が流れた。
私は社会人になり、恋愛のなんたるがわかる歳になった。
そんなある日、会社のお局課長の不興を買った私は、今までの仕事と一切関係のない「掃き溜め部門」に左遷されれてしまったのだ!!
そこで私が出会ったのは、「掃き溜め部門」には不釣合いなほど綺麗なルックスをした、ちょっと生意気だけど憎めない年下の男、柿坂 海里(かきさか かいり)だった。
あれ・・・?
この子の顔・・・
誰かに似てる気がする・・・!?
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