恋花火

恋愛(ピュア)

春風紫音/著
恋花火
作品番号
1011287
最終更新
2014/03/02
総文字数
1,682
ページ数
3ページ
ステータス
完結
PV数
932
いいね数
0
「今こっちに帰ってるんだけど明日暇? 会えない?」

そう言われると断ることなどできるわけがなかった。
たとえ課題の提出期限が差し迫っていようとも、期末試験がもうすぐであっても、そんなことは好きな人からの誘いを断る理由になんてならない。
たった一文のメール、無機質な文字の羅列がこんなにも私の心を揺さぶるのは間違いなく差出人が彼、悠也先輩だから。

「お久しぶりです。大丈夫ですよ」

一年ぶりの再会。考えるだけで胸が高鳴った。

「じゃあ六時に駅で」

明日は夏祭り。

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