プロフィール
苑水真茅
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苑水真茅(そのみ・まち)です
童話から恋語りまで
お気に召す話がありますように
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作品一覧
[原題]ねえ、彼に伝えて
総文字数/138,464
青春・友情202ページ
総文字数/304,998
恋愛(その他)322ページ
総文字数/167,643
恋愛(ピュア)372ページ
公開リスト一覧
公開されているリストはありません。
レビュー一覧
2016/08/27 10:27
ネタバレ
とても辛くて優しい物語
15歳の子が向き合うには余りに重たすぎる状況に、胸がキリキリと痛みました。しかし次のページをめくらずにはいられず、祈るようにして読み進めました。
ここからネタバレになります。
幽霊や魂でなく、記憶だとしたところがとても好きです。これまでの彼女との思い出や、彼女が瑞穂の中にしっかりと遺していったものがあるからこそ支えになったのであり、それはこれから先もずっと消えずに残っていくのだなと思うのです。姿は見えなくても、触れ合えなくても語り合えなくても、過去の積み重ねとしてしっかりと息づいている。永遠に消えることはない。これこそが絆であり、人と人の繋がり。そんなことをじっくり考えさせられました。
素晴らしい作品をありがとうございました
2015/11/09 17:51
戦う青春
狭い世界で構築されたヒエラルキーというのは学校だけのものではなく、様々な形で存在する。自分の意思でなく嵌め込まれるそれに、その問題に、誰もが必ず突き当たり、悩んだと思います。
私もそうで、抜け出したくて解放されたくて、でもそのやり方がいまいちわからないまま、大人になりました。覚えたことは、それなりに上手く泳いでいく、泳ぎ方だけ。
しっかりと前を向き、声を上げようとする彼らの姿が眩しい。夏の日差しのように力強く輝いていて、ああ、かっこいいなあと思いました。自分の弱さや傷と向き合い、狭い世界を壊してでも戦おうとする姿に痺れました。
そして、彼らの焦燥や苛立ち、弱さと強さをとても丁寧に書き上げた作者さまに脱帽です。
とても素敵な作品をありがとうございました。最強の戦う青春です。
狭い世界で構築されたヒエラルキーというのは学校だけのものではなく、様々な形で存在する。自分の意思でなく嵌め込まれるそれに、その問題に、誰もが必ず突き当たり、悩んだと思います。
私もそうで、抜け出したくて解放されたくて、でもそのやり方がいまいちわからないまま、大人になりました。覚えたことは、それなりに上手く泳いでいく、泳ぎ方だけ。
しっかりと前を向き、声を上げようとする彼らの姿が眩しい。夏の日差しのように力強く輝いていて、ああ、かっこいいなあと思いました。自分の弱さや傷と向き合い、狭い世界を壊してでも戦おうとする姿に痺れました。
そして、彼らの焦燥や苛立ち、弱さと強さをとても丁寧に書き上げた作者さまに脱帽です。
とても素敵な作品をありがとうございました。最強の戦う青春です。
2015/09/02 20:30
ちょうかわいい
なにこのかわいいお話は。
仕事の合間にポチポチ読んでいたんですが、丁度良い長さと
丁度良いかわいらしさにニヤニヤしました。
特に、カボのお母様が素敵かわいくて、これはもう理想の可愛い大人だなと。
逆立ちしてもなれませんが。
とてもかわいい山田ちゃんとカボのやり取りが本当に秀逸で、友人として横で眺められたらどれだけ幸せだろうと思います。
いつかまた彼女たちに会いたくて読み返すことがあるんだろうなと思い、そっとお気に入りの本棚に入れることにします。
とても素敵な作品をありがとうございました。
今日は大切な友達に会った夜のように幸せに眠れそうです。
なにこのかわいいお話は。
仕事の合間にポチポチ読んでいたんですが、丁度良い長さと
丁度良いかわいらしさにニヤニヤしました。
特に、カボのお母様が素敵かわいくて、これはもう理想の可愛い大人だなと。
逆立ちしてもなれませんが。
とてもかわいい山田ちゃんとカボのやり取りが本当に秀逸で、友人として横で眺められたらどれだけ幸せだろうと思います。
いつかまた彼女たちに会いたくて読み返すことがあるんだろうなと思い、そっとお気に入りの本棚に入れることにします。
とても素敵な作品をありがとうございました。
今日は大切な友達に会った夜のように幸せに眠れそうです。
2013/05/22 19:54
読んでみてください
これから変化してゆくであろう作品にレビューを書いてしまう無粋さはご容赦ください。
この作者さまの広げる世界たちがとても好きで、その中でも本作の世界観は特に好きです。
セオリーではない、レールの見えないジェットコースターに乗せられたようなストーリー展開は、ハマる人にはハマること間違いありません。
ああ、オフィスラブねー、からの急展開に対する驚嘆を、分かち合いましょう。そして、これからの楽しみを共にしませんか?
おすすめです。是非!
これから変化してゆくであろう作品にレビューを書いてしまう無粋さはご容赦ください。
この作者さまの広げる世界たちがとても好きで、その中でも本作の世界観は特に好きです。
セオリーではない、レールの見えないジェットコースターに乗せられたようなストーリー展開は、ハマる人にはハマること間違いありません。
ああ、オフィスラブねー、からの急展開に対する驚嘆を、分かち合いましょう。そして、これからの楽しみを共にしませんか?
おすすめです。是非!
2013/01/26 18:13
ネタバレ
夏目くん
夏目くんが素敵だなあというのが、初読の感想です。二人の関係を、彼女の本質を、冷静に見ることが出来る。ともすれば動揺し、激昂するであろう告白に的確な返しをする夏目くん。素敵すぎです。最初は夏目くんばかりを見ていたといっても過言じゃありません。
次に、全体の雰囲気に惹かれました。夏目くんの性格もあるのでしょうが、穏やかな時を刻んできた二人の間に流れる空気がとても心地よかった。
あんな空気を描けるなんて、その筆力をうらやましく思います。
彼女がどういう結論に達するのかは読者にゆだねられますが、私は夏目くんと終わらないよう、強く願っています。