―もっと、刺激的な恋を。―

「こんなキスされると思っていなかった？　でも、教えて欲しいと言ったのは君だ」 　園田未来（そのだ みく）　２４歳　株式会社INOSE　国内法人営業部所属 　猪瀬和輝（いのせ かずき）　３２歳　株式会社INOSE　副社長　猪瀬家の御曹司 　 　未来は、長い間幼なじみの和輝に片思いをしてきたが、彼がお見合いをすると聞き想いを絶つ決心をしていた。 　和輝と会うのは最後と決めていた２５歳の誕生日、未来は彼に初めてを捧げる。 　これで立派に初恋を卒業できる。そう思っていたのに…… 　　 「俺は君の人生をもらい受ける覚悟をもって君を抱いた」 　いつになく強引な和輝に迫られ、あっという間に期間限定の”お試し結婚生活”が始まってしまう。 　最初は戸惑っていた未来も、本当の新婚夫婦のような甘い生活に絆されていく。 　そんな中、ある女性が現れて……。 「俺は今さら未来を手放す気はないし、この手で幸せにするつもりだ」 　拗らせまくった年の差幼なじみの両片思いの行きつく先は。 　以前の作品『完璧な彼が初恋の彼女を手に入れる５つの条件』に出てきた副社長とその幼馴染のお話です。 　未読でも全然大丈夫ですのでお気軽にどうぞ！ 　２０２３年４月３０日掲載開始、５月４日完結。 　永遠さま　鮭ムニエルさま　チャマさま　さなさな35さま　 　嬉しいレビューありがとうございます！

「……俺が君にそんな顔をさせてると思うと堪らないな」 小野寺 純玲（おのでら すみれ）２５歳　　百田ホールディングス総務部勤務 白石泰雅（しらいし たいが）３２歳　　大手弁護士事務所パートナー弁護士　アメリカ留学から帰国 純玲は恋人に裏切られた直後、元家庭教師である憧れの弁護士、白石泰雅と再会する。 泰雅に契約結婚を申し込まれ、酔った上での冗談と思い込んだ純玲は乗っかるように了承し、そのまま彼に初めてを捧げる。 しかし、あれよという間に泰雅に囲い込まれ、本当に結婚することになってしまう。 夫に甘く守られる生活の中、彼への想いを募らせいく純玲。 ある夏の夜、泰雅に熱く求められて―― 一方、純玲を深く深く愛する泰雅は、妻に隠してきた思惑と、告げられない秘密があった。 真実を知った時、純玲が選ぶ幸せとは……。 「これからは嫌というほど愛を伝えるし、何度でも答えてもらうから」 2022年12月12日　開始　14日完結。 2023年１月　ベリーズ文庫にて書籍化されます。 チャマさま　ukocoさま　素敵なレビューありがとうございます！

――甘えるのも甘やかすのも一生俺だけにして 佐山 唯花　３２歳　ペットフードメーカー勤務　経理一筋の真面目OL 折原 透　２５歳　親会社から出向中　ハイスペック王子 年齢も境遇も違い過ぎるふたりが出会ったきっかけは９年前。 ４カ月前に奇跡的な再会を果たしていた。 強引な透に絆され、お付き合いを始めたものの、彼は７才も年下。 きっとすぐに彼の目も覚めるだろうと 唯花は自分の思いをセーブし、ふたりの関係は隠していた。 しかし、透がどれだけ唯花への想いを拗らせていたか彼女は知らなかった。 そして、あることが切っ掛けでふたりの関係が動き始める。 「唯花さん、再会したのは偶然だって思ってる？」 ２０２２年　８月３０日　公開・完結 短編小説コンテストにて優秀賞を頂きました。ありがとうございました! 「年の差」に触発されて書いてみました。お楽しみいただけると幸いです。 　鮭ムニエルさま　ゆっき。さま　永遠さま　嬉しいレビューありがとうございます！！

「初めての女を無理やり抱くのは趣味じゃない――同意は貰えるか？奥さん」 初夜、夫は当然のように妻をベッドに組み敷いた。 お互い利害が一致しただけで結婚した、契約結婚のはずなのに……。 米田凛音は九王総合病院で事務員として働く２５歳。 ７才年上の心臓外科医であり病院の御曹司である剣持暁斗と ある事情から期間限定で結婚することになる。 愛の無い便宜上の結婚。暁斗とは距離をとろうと思っていたのに 初夜から『夫婦生活』を求められる。 混乱しつつも受け入れた凛音は 日々の暮らしの中、クールなはずの夫が見せる優しさに触れ、徐々に惹かれていく。 暁斗も凛音に対しては並々ならぬ想いを抱えていて……。 お互いへの想いを抱きながら深く求め合った夜、凛音は暁斗の子供を宿す。 しかし、凛音は離婚を決意する。 「……暁斗さんは、喜んでくれますか？」 ＊＊＊＊＊＊ 2022年１月にベリーズ文庫より書籍化予定です。 こちらは改稿前のものとなります。ご了承くださいませ。 書籍の方ではふたりの甘々番外編が読めますので、是非！ 2021年１２月６日掲載開始、数日掛けてアップする予定です。 １２月１１日掲載完了。

「え？結婚って、だれがだれと？」 「キミが、オレと」 総合事務機器メーカーに勤める桜衣は、日々仕事に勤しむ２８歳 恋愛や結婚とは意識的に距離を置いていたが、 部長職で中途入社してきた結城陽真にいきなりプロポーズされる。 １３年ぶりに再会した彼は中学時代の同級生だったのだ。 驚くほどのイケメンエリートになっていた陽真は 「俺は、あの時君が言っていた条件に見合う男だってことをプレゼンする」 と、桜衣と強引に行動を共にし、猛アプローチしてくる。 誰かを好きになる事に臆病な彼女も陽真の真っ直ぐな優しさと 中学の頃の甘酸っぱい思い出も手伝い、次第に心を開いていくのだが…… ――待たない。俺は何年待ったと思ってるんだ。もう１秒も待てない。 素直になれないツンデレ気味の彼女と、 どうしても彼女を手に入れたい拗らせハイスペックな彼のお話です。 みやのもりさま　嬉しいレビューありがとうございます♪