―もっと、刺激的な恋を。―

「行こう、絶対に行こう！あの場所に、みんなで力を合わせて。」 私達は、固く誓い合ったんだ・・・。 ★この作品は、以前投稿した「Some day」 「Smile Again」のいわば前段とも言うべき 作品になります。 本来であれば、本作がいわば「本編」に あたる作品であるべきだったのですが、 この作品の大雑把な構想をもとに、 作者がいわば「スピンオフ」という 位置づけになるべきの上記二作を、 なぜか先に書いてしまった為 執筆の順番が逆になってしまいました・・・。 思うところがあって、2019年夏に姉妹サイト「ノベマ！」で執筆を始めたのですが、正直存在を忘れてしまっていましたので（汗・・・）、心機一転、こちらで出直すことにしました。 更新は不定期、超スロ－になるかと思いますが、よろしくお願いいたします。★ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Since 2020 Feb

藤堂七瀬は「恋愛に興味がない」26歳 仕事に厳しく、上司に臆せず、部下に嫌われることも 厭わずに。しかしそんな彼女に突然降りかかった パワハラ告発。 異動先で、七瀬を待ち受けていたのは 「お前には、俺のパートナ－兼バディになってもらう。」 と言い放つ御曹司副社長。 動揺を隠せない七瀬の、しかし 胸の内には・・・。

朝、目覚めた時、特別な思いも予感も、当然なかった。 隣でまだ寝ている夫を起こさないように、そっとベッドを離れる。 彼を送り出す準備をする為に。 今日もきっと、ごくありふれた1日になる・・・ ううん、たぶんそんなことすら思わなかった。 だけど、その日は、生涯忘れることのできない1日になった。 なって、しまった・・・。

それは、運命だと思った。 恋い焦がれていた人と再会したのだから。 そして、結婚。 だけど、本当の運命の人は、他にいたの・・・？

その出会いは偶然だった。 先の見えない、暗闇を彷徨うような日々を過ごしていた私にとって、 その出会いは一筋の光明となった。 「早く元気になれよ。そして、一緒に学校に通おうぜ。」 そう言って、彼が向けてくれる屈託のない笑顔が、私の力になった。 だけど、私は自らの意思で、彼の前から姿を消した。 そして時は流れ、私は再び、彼の前に立った。 「会いたい奴がいる。その子にもう1度会いたくて、 俺は今まで頑張って来たんだ。」 運命のいたずらは、私たちの立場を入れ替えていた・・・。 --------------------------- 藤牧　未来（27） 城南大学病院　看護師 × 高城　翔平（27） サッカ－日本代表　エースストライカ－ ----------------------------- ☆　永遠さん、レビューをいただき、ありがとうございました！　☆ ☆ 12/7・エピソ－ド「それから」を追加いたしました。 ☆