ケータイ小説 野いちご

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野いちご10周年記念コンピレーションアルバム『ずっとずっと、大好きな君のそばで。』

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野いちご学園の新着投稿

    • 幼なじみ男子【お題】
    • 放課後
    • 屋上
    • 告白

    まだ雪がパラつく夕方。
    「放課後屋上…来てよ」

    と呼び出された。私はきっと他の人に聞かれたくない話しなんだろうと思った。
    (けど、なんで学校なんだろう?家も隣同士なのに?)
    うーんと考え込みながらも彼が待つ屋上への階段を登っていく。屋上への扉を開いた瞬間、パラつく雪に覆い隠されたように彼がそこに立って居た。
    コートに手を突っ込みマフラーに顔を埋めていた
    「ごめん、寒かったよね!日直の仕事が長引いちゃって」
    「うん。大丈夫、分かってる」

    彼は昔から言葉足らずの所があり、小さな頃からずっと一緒に居る私でさえ戸惑う時がある。
    「それで?」
    「え?」
    「何か話しがあるんでしょ?」
    聞いても応えない。
    その代わり彼は、急に私に自分のコートを半分被せ、私の左手を掴み自らの指を当てた。
    ゆっくりと、ある二文字を書いた。
    ”すき”
    夕焼けの様だった
    私は応えず顔を彼のマフラーに埋めた

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    • 幼なじみ男子【お題】
    • 部活中
    • 体育館
    • 抱きしめる

    いつも支えてくれてありがとう
    これからそばにいてほしい
    大好きだよ

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    • 幼なじみ男子【お題】
    • 放課後
    • 後ろからギュッ

    いつものように、優の隣を歩いて帰る。
    優は、私の幼馴染。
    家族のような存在。
    この関係は・・・、ずっと変わらないと思ってた。
    「亜梨紗、今日の昼休みに話してたの誰?」
    「あぁ、隣の席になった間ヶ部くん。」
    「へぇ。」
    「どうしたの?」
    「別に・・・。」
    「あ、そう言えば土曜日、間ヶ部くんと映画に行くことになったんだ。」
    「え・・・。」
    今日誘われたんだ。
    「・・・よ・・・。」
    「え、ごめん。聞こえなかった。」
    「行くなよ・・・。」
    そう言って、優は私を後ろから抱きしめてくる。
    「ずっと、今までの関係が壊れるのが嫌で言わなかったけど、他の男の彼女になるのはもっと嫌だ・・・。」
    「ちょ、まって?どういうこと・・・?」
    「本当は、ずっとずっと、大好きだった・・・。」
    「ゆ、う・・・。」
    手、震えてるよ?
    私の今までの関係を壊したくて言えなかった。
    「優が好き・・・。」
    ずっと、大好きだった。

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虹月 一兎

【会員番号】1010185

【自己紹介】虹月一兎(こうづき かずと)です。

<楽しく、HAPPY> に、そして <ありそうな> おはなしを心がけて、また目指して書いています。
読み終わったあとに元気になっていただけたら嬉しいです。

どうぞよろしくお願いします。


作品『はじまりは、図書室』(2018年5月 スターツ出版文庫)

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