ひらび久美さんのレビュー一覧

★★★★★
2020/09/30 13:46
ネタバレ
登場人物に愛おしさを感じます。

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★★★★★
2017/03/17 10:01
とてもかわいいです。

1ページ目の犬井さんの語り口、すごく好きです。そこから引き込まれて、一緒に犬井さんの気持ちになって猿渡くんに振り回されていました。犬猿の仲、といいつつかわいらしい二人のやりとりが楽しいです。

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★★★★★
2017/03/17 09:56
また読みます。

学生時代の恋、大人の恋。それを思い出す主人公にものすごく共感しました。そうだった、私もそんな恋をしていた。それをとてもみずみずしく思い出します。表現力が秀逸で胸にいろいろな感情が自然に蘇ってきます。大人の恋は難しいけれど、最後は清々しくて温かな気持ちになれました。

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★★★★★
2016/03/25 10:52
こんなに胸を打たれたのは久しぶりです

オススメで見つけてタイトルに惹かれて読み始めたら、もう止まらなくなりました。 自分に愛情を向けてくれる主任からのプロポーズを、いきなり断るところから始まります。 どうして? 主任のことを好きじゃないの? そんな疑問をひもとくように、葉子さんの過去が徐々に明らかになっていきます。 大切な存在を忘れたくないから、という気持ちが心の枷になっていたのを、 その大切な人は気づいてくれていて……。 深みのある文章表現に何度も胸を打たれました。感情移入して泣いてしまいましたが、結末にホッとしました。

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★★★★★
2015/12/03 11:59
心の余裕を失ったときに

毎日あたり前に顔を合わせて、あたり前に過ごしているから、ついついキツイことを言ってしまう。うるさく急かしてしまう。 ママさんにはあるあるではないでしょうか。 子どものいてるママさんに、心の余裕を失ったとき、読んでもらいたいなぁと思います。 泣かないぞ! と思ってたのに、泣きました。今日は子どもにやさしくできそうです(今日だけかい! という突っ込みはナシでお願いします(笑))。 心に余裕を失ったときはまた読みに来ます。

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★★★★★
2015/11/26 12:51
大人女子のサンタさんは……

大好きな彼との同棲も三年続けばなにやら……と不穏な出だし。 男性は、そうそう記念日も忘れるし、サプライズを期待する女性の気持ちを 踏みにじるし。わかるよ、わかる、と共感しまくりだったのですが。 もしかしてそれを食べたら……とありがちな想像をしてしまいましたが、 予想外の最後にほっこりにんまりさせられました。 恋に一途でがんばる大人女子にはステキなサンタさんがやってくるのです。

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★★★★★
2015/10/18 19:18
二人の「好き」のつなげ方がイイ

世の中的にはきっとイタイよね、ということで、大好きなかわいい物を封印しちゃった那奈さん。趣味のブログでストレス発散。このブログが実は結構キーポイントだったり……。 会社でダントツ人気の気になる年下イケメンくんがぐいぐい迫ってくるかと思えば、ダサい主任にここぞというときに守られて。 でも、平穏に生きたいという気持ちで、いろいろ悩んで踏み出せない。そんな複雑な女性の気持ちが丁寧に代弁されています。 読み始めるとテンポのいい文章と展開に引きずられて、ストーリーの世界にどっぷりはまってしまいました!

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★★★★★
2015/09/09 16:24
愛すべきふたり

もし自分の彼氏が芸人さんだったら……? 親に紹介できますか? 売れっ子になり始めたら不安になるんじゃないですか? そんなもしもを主人公・菜々ちゃんの気持ちになってどっぷり体感できます。 彼が売れ始めて嬉しい反面寂しくて不安な気持ち、訪れた悲しい試練。そこにすすっと入ってくる何でもそつなくこなす後輩くん&無愛想イケメン上司。 彼の側にもいろんな試練があって、ハラハラしますが、離れた一年間も大切にお互いを想っていたふたりに胸が熱くなりました。 ちょっと縁のなさそうな世界を覗いて幸せになれるストーリーです! 文章もふたりの掛け合いもステキ。 めっちゃえ~よ~。読んでみてな~。

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★★★★★
2015/07/29 11:11
策士な彼に溶かされて

幼馴染み故に、そして二人の関係の始まりのときの言葉故に素直になれない彼女。 彼に溶かされてしまうとか、溶けて飲み込まれてしまいたいとか、そういう熱い恋をしたことを思い出します。 彼への思いに翻弄されるのがとても切ないですが、その分、最後が本当に甘く感じます。 こんなに策士でセクシーな彼に私もドロドロに溶かされたい!

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★★★★★
2015/06/11 22:56
涙で心洗われます

どうして彼が指輪を残して突然いなくなったのか。その謎が気になって読み始めたのですが、凛花の言う通り本当に浮気だったの……? 再会した彼は、気持ちを封じ込めようとする凛花に対して優しさと気遣いを見せます。揺れ動く凛花の気持ちが痛いほど伝わってきます。 私、ハッピーエンドが大好きなので、もしかしてこのまま気持ちが通じ合わないの!? とものすご~くハラハラしたのですが、最後は涙しながら胸を撫で下ろしました。 深い気持ちでつながった二人の物語です。家族として向き合い支えることの大切さを教えてくれます。

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★★★★★
2015/05/30 23:22
切なくて美しくて

クリスマスに恋人と住むところを失った(奪われた)主人公・白路。まさに不幸のどん底状態でリアカーを引いていた彼女は、おだしのいい匂いに誘われ、小料理屋の主人・眞人に「何か食べさせてください!」とすがります。それが縁で、もう一人の同居人、梅之介と三人での不思議な同居生活が始まります。 手負いの犬のように白路に(言葉で)噛みついてくる梅之介。けれど、やはり彼にも、そして眞人にも痛々しい過去があります。 一言で伝えきれる内容ではありませんが、その過去を乗り越える過程が切なくも美しい文で綴られています。涙なしでは読めませんが、最後はすとんと胸に落ちる、そんなお話です。 そこここにおいしそうな料理が丁寧に描写されていて、口の中に味が広がります。お腹が空く覚悟が必要かも!?

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★★★★★
2015/05/11 17:31
「パシれ」ながら「走れ」並みの苦闘

このインパクトのあるタイトルに負けないインパクトのある内容です。 メロスは竹馬の友(?)佐藤くんにヤキソバパンを届けるためにパシり、もとい走ります。 そんな彼の行く手を阻む試練に次ぐ試練。 普通、ありえへんやろ~(笑)という試練の連続ですが、リズム感のある文章にぐいぐい引き込まれ、あっという間に読んでしまいました。 日常に「笑い」が必要な方に、「ええっ(驚愕)」「なんでやねん」満載の作品です! 元気のないときに読んで笑いをもらいました。

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★★★★★
2015/02/25 14:48
ツボにはまりました

誰もが知ってるあの童話、その登場人物がもし現代っ子だったら? そんな楽しい空想の世界が楽しめます。 タイトルからツボりました!

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★★★★★
2015/01/30 19:16
何度も読み返したい

落ち込んでいても、ふわっと気持ちが軽くなる。 そんなステキな言葉がたくさん詰まっています。 どれも短いけど、要点をついていて、だけど、 けっして押しつけがましいものではなくて。 ふとしたときに読み返したくなる、そんな詩集です。 きっとその日の気持ちや気分によって、お気に入りになる詩が 変わると思いますよ。

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