中学生の時の担任のセクハラで、男性教諭を憎み嫌い受け入れられなくなってしまった千秋。
そんな彼女が高校生になって、ひとりの男性教諭、恩田先生と出会う。
彼もまた、心に傷を負っていて……。
最初こそ恩田先生を嫌っていた千秋も、彼の純粋でまじりっけのない気持ちに、ゆっくりと心を開くようになっていき……。
千秋の大人へと成長する姿が、見事に表現してあります!
幾つもの難関を乗り越えてむかえたラストは、涙なしでは読むことができませんでした。
切なく、でも時に熱く……
少ない言葉では言い表せないくらい、素敵な作品です。
是非是非、多くの方々に読んでいただきたいっ!!
そう、声を大にして言える、逸品です!