沢あこさんのレビュー一覧
内容は時にヘビーで、かつ甘い恋愛ものなのですが、 随所に散りばめられている、珠玉のオヤジギャグで 全体的にマイルドで読みやすい作品に仕上がっています! 一気に200P読みました。 オススメです。
同じシチュエーションは多いけど(そりゃそうだ、題材TABOOで一緒だもん) 他の作品とは、雰囲気の違う印象。 ゆっくりと映像が浮かぶような… ポエムのようなリズムで物語が進む。 そんな感じ。 読んでみて下さい。
互いに、心に傷を抱えたサクとノラ。 サクとノラが互いに癒しあったように 読んでいるこちらも癒されました。 脇役も魅力的なキャラで 一気に最後まで読み進めました。 オススメです♪
笑いました。 思わず、主人公のツッコミが、=私のツッコミになってしまいます。 ちょっと勉強になって ほんのり優しい気持ちになれるラブコメです♪
白血病、恋人の死、新たな恋への葛藤。 読み始める前は、うーんよく聞くモチーフだなぁと思いつつ(ごめんなさい(>_<))、一気に一日で読破。 やっぱり、内容勝負ですね! キャラの描き方も、物語の進め方も、書籍化されている作家さんと比べても遜色ない実力者だと思います。
タイトルと同じです! 一度、この物語を読み始めると後にはひけない不思議な引力に導かれていきます。 フラッシュのように怒涛のごとく流れる映像… そう、これは携帯小説であって映画でもあるのです。 …何のこっちゃと申されますか?…読めば分かります! ぜひこのパラレルワールドへ行ってみてください! ちょっと刺激は強めです!
ミスコン2連覇の美和が、昔の天敵・深町と再会… そんな所から始まるラブストーリーです。 素直になれない美和の恋(笑い?)話に、気付いたら毎日、仕事の移動中も更新をチェックしてましたf(^_^) 切ない恋話のイメージのChacoさんでしたが、思わずニヤけちゃう、くすぐったいようなこのラブコメも最高ですよ〜 550pがきっと、あっという間に過ぎていくと思います♪ ご馳走様でした!
生命そのもののような太陽の光とは違い、月の光にはどこか妖しい…哀しいものを感じませんか? 満月の夜、人はいつもよりも涙もろくなるそうです。 そんな月をエピソードにした、10pの短編です。 SFで10pと短いですが十分に月の世界へ誘ってくれる作品です!
実は物語は第一章で〜 続編がめっちゃ気になってます!! 愛って?守るって? 心に傷を負った花・陽平・千草(♂)三人のお話です。 三人とも辛い過去が、スムーズな恋愛を遠ざけてるけど、読み進めていくと気付くんですよね〜 不器用になるくらい三人ともピュアだということに。 でもそれはきっと誰しもの心にもある思いだから、ついついこの物語にはハマっちゃうのかも! ファン限定作品だからPWが必要だけど、ぜひぜひ読んでいただきたい作品です!
さらっと読みながら「へへへ…ぅふっ…」と、ゆる〜い笑いを堪能できる秀作です。 しばらくして、思わず思い出し含み笑いをしてしまいました!
皆さん、登場人物の書き分け…難しくないですか? この作品は、次々と事件に関わる人々がそれはもう枝葉のように出てくるのですが、 それでいて全く混乱もせず、飽きもしないという素晴らしく読みはまらせられた秀作です! さすが本格ミステリー一筋のこぶきちさんです! 他にもミステリー作品を描かれてますが、あこはトータルなバランスで言うと一番好きかもっ! 殺害のシーンはまっつぁお!デスし… 読書の秋にオススメな本格派小説です! しいて言うなら〜 あらすじもっと…ねぇ(笑)
女優を目指すナギサに舞い込んできたウマい話… だけど、そこには辛さも厳しさも虚しさもあって… 自分の生活とはかけ離れたシチュエーションだけど、いつのまにか主人公の心情に思い入れしてて、気付いたら一気読みしてました! 無さそうで、実はリアルにありそうだと思えるのは、著者の力でしょうか? オススメの作品です。 さすがランキング一位!
28歳のバリキャリ杏子が、ある日稲妻に打たれた!? 主人公の妄想&暴走目線で描かれた、飛びきり純な初恋は500p以上の大作にもかかわらず、一気読みしちゃうこと間違いなし! 本当、正直なところ200p以上の作品ってよっぽどじゃないと完読できないタイプなんだけど…この作品は、時間がたつのを忘れちゃってついつい寝不足でした! とにかく、主人公のキャラがいい!リアルに共感しちゃうし…普通に電車の中でも笑っちゃうくらい飛んでるし… サブキャラも、いい味だしてますよ〜 とにかく読まないと絶対に損しますよ!200%オススメです!
まず、登場人物がイイ! 愛すべきマイペースな美女は…悪魔。 そして、人生に早く終わりを告げたい無気力な青年。 この2人のギャップあるやり取りに惹き込まれていきます。 ラストに向かうファンタジーな展開&描写は、さすがファンタジーの真髄を知り尽くしてる著者ならではといった読み応えです! それでいてスイスイ読めるファンタジー初心者向けの作品でもあるんです! さぁ皆さん黒い羽の悪魔の魅力の虜になってみましょう!
ある人が言いました。 「女は、葵にも明石にも藤壺にも紫の上にもなれなくても…六条御息所にだけはなれる」と。 一千年以上時を経ても変わらない、女の嫉妬をChacoさんは見事に描ききっています。 現代版ならではのオリジナルのモチーフも、私たちの共感度をさらにアップさせてくれます。 丁寧に描かれた世界が、ある時歪み始める… あこは、イザベル・アジャーニの狂気の映画『ポゼッション』を思い出しました! 素晴らしい作品です! 是非、読んで下さい!
光源氏の最愛の一の人、紫の上の現代版ストーリーです。 「なんでそんなに受け入れる?」 そう突っ込みたくなるはずの 現代ではありえないシチュエーションですが、いつのまにか紫の上に共感し、どっぷり思い入れしている自分がいました。 読後感の良さも、さすが十和さん!と言った感じです! オススメ度200%です♪
源氏物語の中で、あこが一番好きな女性が朧月夜です。 運命にただただ嘆く女性ではないからです。 愛を知ったことを喜び、 そしてラストは自分で選ぶ。 後悔はしない…そう言える強さと、愛する強さ…そして他人の痛みを分かる優しさ。 そんな朧月夜が、現代版でもしっかり描かれています。 作者の陽未さんらしいラストのおまけも、お見逃しなく!