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♥えあら部♥
ショートエピソードを投稿しよう♥
薄暗い教室で泣き声が静かに響く。
声を殺し、必死に涙を袖で拭う
憧れの先輩に思い切って
告白したけど、その恋は叶う事は無かった
先輩には他に好きな子がいるって...
それが私だったら良かったのに。
すると、ガラガラと教室の扉が開く音が
聞こえる
「ゆな、迎えに来たよ....」
「...ほっといてよ」
「ほっとけないよ、ゆなが泣いてるのに。
泣いてる理由はあの先輩?」
そう聞かれて、私はコクリと頷く
「...俺ならゆなを泣かせたりしないのに」
「え?」
「大丈夫、俺はずっと傍にいるから」
颯太はそう言うとギュッと包むように抱きしめ
頭を軽く撫でる。
「泣きたい時、泣いてもいいんだよ。
声を出して泣いてもいいんだよ。ゆな、だから
笑って?」
颯太のその言葉で
私は大粒の涙を流したのだったー....。
颯太は私が泣いてる時、聞こえない声で
呟いた
「ゆな...好きだよ」
朝霧アズサさんをフォロー
「今日はこの時間自習なー。」
そう言って副担は教室から出ていった。
まさかの監督の先生もいない自習。
何でもし放題。
ところで私には付き合って二ヶ月の彼氏がいるのである。
しかも席は隣。
すると、隣から肩を叩かれた。
叩かれたほうを見ると机をとんとんと叩きながら目線で訴えてくる彼の姿が。
恐らく机をくっつけようということだろう。
更には周りの死角となるところで手をギュッと握ってくる。
普段あまりこういうことをしないタイプだからか、ドキドキが止まらなかった。
彼は私にしか聞こえない声で耳元でつぶやく。
『顔真っ赤。かわいい。』
心臓が破裂する、そう思った瞬間だった。
早坂藍桃さんをフォロー
〜前回の続き〜
私は泣き崩れた
でも彼の最後の願いだから…
私は手紙をそっと開く
『すみれへ
こんな事になってごめんな
きっと俺がいなくなったら…すみれは自分を責めると思った
だからこれだけ言わせてくれ
これからは俺より良い奴を見つけて、俺の事なんて忘れるぐらい幸せになってほしい
それで…
歳をとってこちら側の世界に来た時に
「私めっちゃ幸せになったよ」
って笑顔で言ってきてほしい
最後に…
すみれ…俺はお前と付き合えた時間が凄く幸せだった
愛してるよ
雫より』
「うぅー…ずるいよ…最後にこんな事言うなんて…グスッ」
でも私は心に誓った
彼の約束を守りたいから
「雫…私絶対幸せになって言いに行くから…待ってて」
部屋の中…私の声は静けさに呑まれた
でも私はそんな事も忘れるぐらいの笑顔を作った
…その時、一瞬だけど彼に背中から包まれた様な気がした
〜終わり〜
ハートの果実さんをフォロー
昔から亡くなった人が見えた
そんな私には大切な人がいた
つい、この間まで…
彼は亡くなった
でも私の前に現れる事はなくてヒントを探すために彼の家に行った
「相変わらず綺麗な部屋だなぁ…」
本棚を見ていると1枚の手紙が挟まっている事に気づいた
「…何これ?」
そう言いながら手紙に触れた瞬間…
「え…嘘…」
眩しい光と共に姿を現したのは彼だった
「おっ!やっと見つけたか〜その手紙」
彼は何も気にする様子もなく微笑みながら普通に話している
「何で…今まで私の前に現れてくれなかったの…ずっと待ってたのに」
頬に一筋の涙が伝う
「ごめん…傍にいてやれなくって。言いたい事は沢山ある。でもお前がその手紙を見つけたら…俺はあちら側の世界に行こうって決めてたから…またな。手紙絶対読めよ!」
彼は泣かないように精一杯の笑顔を私に向けまた光と共に消えた…
「何で!やっと会えたのに…行かないで!」
〜続く〜
ハートの果実さんをフォロー
ひょんなことからにゲーム友達なった隣のクラスの早川君。
毎晩ボイスチャットで会話するけれど、学校では一切話し掛けてこない。
端から見れば、地味な私と大勢の中心にいる彼は何の接点も見当たらないし。
『無視してるよね』
ゲーム中、そんな事を言われたのは1ヵ月程経った頃だった。
『何が?』
『学校で。俺の横、素通りするでしょ』
『え………あっ!』
動揺した私のゲーム画面に映ったゲームオーバーの文字。
『あはは、分かりやすー』
ヘッドホン越しでも分かる。肩を揺らして笑ってる。
恥ずかしくなった私はぶちっと通信を切った。
そんなことがあった翌日。
廊下ですれ違った早川君が初めて話し掛けてきた。
「先に寝んなよ」
紛らわしいセリフを耳打ちされ、
真っ赤になって「…セクハラ!」と返した。
そんな私を見て彼はニヤリと微笑んでみせた。
学校で話せたことが嬉しくて。
好きだと気付いた日。
ha-maruさんをフォロー
「はーると!」
「なに、恵?」
「大好き!」
「不意打ちはやめてくんね?
バーカ」
ギュッ
「い、いきなり抱きしめてくんなー!
この、ツンデレやろーが!」
「そんなこと言っていーの?」
「〜っ!」
「かーわいっ!」
晴人には絶対適わないなぁー
(晴人)恵、ホントかわいい、襲っちゃいそう。
Kanato❀さんをフォロー
弦くんに美味しいって言われたい。
そのためには、弦くんのために弁当を作ればいい。
でもどうして?
どうして私は弦くんに美味しいって言われるために、弁当を作ろうと思うんだろう?
もう環辺先輩の弁当を一人で作れて、弦くんに合格をもらったのに。
弦くんが料理を作れず、料理同好会のメンバーに食べさせられないでいるって、分かってるのに私…。
突然右腕を強く引っ張られる。
弦くん……。
眉間にシワ……怒ってる弦くん。
「ボーッと歩くな!! 赤だぞ!!
信号はちゃんと守れ!!!」
有亜〔ありあ〕さんをフォロー
「航、改めて言うわ。好き」
普段喧嘩ばかりしていたわたしは航に告白した。航とはからかい合いばかりして絡んでいて憎まれ口ばかり叩いていたけど本当は好きだって気付いた。
「そっか。お前はいつも通りの関係でいたいか?」
「別に...。でも彼女になってやってもいいけど」
真逆なことを言うわたしはバカみたい。本当は彼女になりたいのに!
「これが俺の答えだ...」
航は髪の毛をクシャっと触ってきた。
「抱きついてよ...」
わたしが無理なお願いをすると航は強く抱きしめてくれた。
「俺の口からは答えられない」
えっ。どっちなの?まぁいいや。今幸せだから。
胡桃沢 舞桜さんをフォロー
大人気モデル〈リュウ〉の偽彼女として、この世界に入ったわたし〈なでしこ〉。
彼の偽彼女としてだけでなく、彼のそばでモデルとしても働かなければいけなくなった。
モデルとしての仕事も少しずつ増えてきた今日この頃。そんな時、リュウが出演するドラマにエキストラとして出演することになった。
モデルとしてのリュウもそうだけど、俳優としても活躍さるリュウが、こんなにもカッコイイことに気づいたのは、その頃だ。
リュウの相手役の女優にも嫌われていて、悲しくて悔しくて……。そんな時、リュウはそんなわたしに気づいて、【ごめんな。辛いか?】そう言って、わたしのことを後ろからギュッと抱きしめた。
そんなリュウの優しさが嬉しくて、リュウのそばにいたいと、思ってしまっていた。
高坂彩乃さんをフォロー
『お、坂本じゃん』
忘れ物を取りに教室に行ったら
私の好きな人
桜庭奏斗がいた。
桜庭君は髪の毛が薄茶で
日の光に照らされると
美しい輝きを放つのだ
そんな彼と教室で2人きり
彼に意識はされてないってわかってるけど
それでも心臓が飛び出そうな程緊張していた。
『俺さ、実はもうすぐ転校するんだ』
「え…」
自分でも驚く程情けない声が出た
嫌だ、転校して欲しくない…
「私、奏斗君が好き」
私の声が教室の中で反響して
心なしか差し込む光が一層強くなった気がする
「だから…私と付き合ってください」
彼と視線が絡まる
振られるかもしれない…
でもその思いよりも
彼に想いを伝えたかった
『あーぁ、本当俺ってださいよな
好きな子に告白される側なんて』
え…好きな子……?
『俺はお前が好きだ、付き合って欲しい
転校してもお前と心を繋げていたい』
姫花ゆりさんをフォロー
「ねー、センパイ。昼休みまで何やってんの。」
ボール磨きをしている私にそう問いかけたのは後輩の成瀬。
バスケットボール部のマネージャーである私がこうやって昼休みに仕事をするのは当たり前のこと。だけどなぜか、彼はいつも私の邪魔をしに来る。
私だって、昼休みくらいゆっくりしたい…気もあるけれど、先輩が引退して今マネージャーは私しかいない。
「成瀬こそ何してんの。試合近いんだからね?」
ボールを拭く手を少しも止めずに言う。
「ねー、センパイ立って。」
「は?私今仕事ちゅ…………?!」
いつの間にか私の手からはボールもタオルも消えていて、右手は成瀬の左手に
うまく収まっている。抜けようとしたけれど、そんなことできるはずもない。
成瀬は次期キャプテン候補。そしてそのまま捕らえられた私の背中は準備室の壁に
ぴったり。隙間一つもない。
それが世に言う壁ドンだと気づくのに時間はいらなかった。
早坂藍桃さんをフォロー
バンッ!
バンッ!
放課後の体育館に何度も響く音。幼馴染のマオがスパイクを打つ音だ。
小さい頃からバレーボールが大好きなマオは、今日も練習に励んでいた。部員の中では小柄なのに、レギュラーまで取っちゃって。
へらへらしてるのに、努力家だ。
それに比べて、私は…努力が足りない。今日は何をしてもうまくいかない日だった。
「ま、マオ。私でよければ上げるよ?一人で上げて打つの、しんどくない?」
「ミア…。まっててくれたのか。ありがと。お願いできるか?」
へらっと微笑む彼は、太陽みたいに綺麗で…
「あっ、ごめんっ!近かった!」
「大丈夫!」
数回の失敗を重ね…、今日の自主練は満足、してくれたらしい。
「失敗ばっかでごめんね。」
「んー、大丈夫。ミアのトス、嬉しかった!」
それにね、と彼は私の頭に手を置いた。
おれの為に頑張ってくれて、すげー嬉しかった。
花鶏 天楽さんをフォロー
『俺と別れて』
中学の卒業式。
彼からの第二ボタンを期待していたのに。
受け取ったのは、別れの言葉だけ。
『高校で真剣に、サッカーをしたいから』
それ、本心だった?
違う高校に入って10か月。
今日は元カレの高校のサッカー部との練習試合。
コートの真ん中にいる元カレと
コートの外に立ちつくす私。
視線が絡んで、私は動けない。
「マネージャー、どうした?」
キャプテンに呼ばれ、慌てて元カレに背を向けた。
「アイツ、マネージャーの知り合い?」
「元カレで……」
「アイツがねぇ~」
ため息混じりの甘い吐息が、私の耳を包み。
いきなり、後ろから。
キャプテンに抱きしめれた。
「ちょっと……やめてください///」
「まだ好きなの?アイツのこと」
「……わかりません」
この感情が『好き』なのか。
『憎しみ』なのか……
「離さないよ。
俺は綾のこと、アイツに渡したくないから」
秋風さらさんをフォロー
ずっと君に会いたかった。
触れることもできず、声を聞くこともできず、それでもいつか会えることを信じて一日を大切に過ごしてきた。
そして再会した日、私は声より先に体が動き、君の服の裾を掴んだ。
「おかえり」
瞳には涙があふれているのを見て君は、優しく指で涙を拭ってくれた。
「ただいま」
会えなかった分、お互い強く抱き寄せた。
布越しだけど暖かい体温が伝わり、私は安心し、笑顔で微笑んだ。
姫川時雨さんをフォロー
「花野 杏里じゃね?」
名前を呼ばれて、誰?と思い振り返ると、いかにもチャラそうな男子生徒が立っている。
っていうか……マジで誰?
「俺だよ。小学校の時一緒のクラスだった木崎 大地。忘れちゃった?」
えっ、木崎 大地って嘘でしょ!?
私の記憶の木崎君は、物静かな雰囲気で私より背が低くて眼鏡をかけてて。
今、私の目の前にいるチャラ男子とは真逆のイメージなんだけど。
「少し、いやだいぶ雰囲気変わったね。久しぶり」
「中学違ったしな。せっかく再会したんだし連絡先交換しようぜ」
私は携帯を取り出して木崎君と連絡先を交換した。
「俺さ。花野と話したくて自分を変えようと思ったんだ」
「えっ何で?」
「何でじゃねぇよ。恥ずいから聞き返すな」
木崎君は照れた表情で私の頭に手を乗せて髪の毛をくしゃっとしてきた。
「ほら、早く学校行くぞ」
この再会から私達の距離は縮まり始めた。
彩里 咲華さんをフォロー
「えっ……待ってスクールバス乗り過ごした!?駅まで行かないと学校間に合わないよ!!」
「今でもバス乗り過ごしたとかあるんだな」
後ろから声が聞こえる
誰?振り向いた瞬間
「久しぶり、椎菜。元気にしてたか?」
大好きな人との姿があった
驚きと嬉しさが込み上げてきて涙が出てきた
「そ、颯くん 、、、グズッ」
「元気かって聞いたんだけどなんで泣いてるんだよ クスッ」
そんなことを言いながらも私のポロポロ溢れる涙を拭いてくれる
やっぱり颯くんのそういうところが
"好き"
「ってあ゛!!学校 ヤバい゛」
颯くんに再会できたからすっかり忘れてたw
「って俺もヤバい椎菜またな」
「うん」
次はゆっくりできる時に会えればいいな……
Liamiさんをフォロー
きゅんができる!
本当に解除しますか?